今度は・・・ | 所長日記・改

今度は・・・

 
 最近、当日記に熱帯魚のネタが多くなってきたので、
 
 テーマ“魚”を追加することにする。 
 
 これに伴い
 
 今までの熱帯魚ネタは全てこのテーマに区分けされる。
 
 良くいらして下さる皆様、ご了承下さい。
 
 ・・・と前置きをするということは、
 
 今日ものネタである。
 
 
 
 
 円高と原油高で、
 
 私の保有する株式がパッとしない。
 
 リスクカットをするのも良いのだが、
 
 リストカットに似ていて(?)なかなか決断できない。
 
 調べに調べた(つもり)の銘柄なら尚更だ。
 
 自分の選択を自分が疑うようでは
 
 誰が認めてくれるのだろうか!
 
 ・・・などと調子こいていると、
 
 塩漬け街道まっしぐらである。
 
 塩分を控えたほうが良い年なのに、
 
 “食”以外でも塩分を摂取することになりそうだ。 
 
 とはいえ、
 
 今回の購入決定は8月末を目標にしたモノである。
 
 理由は忙しくて投資&それに伴う研究調査に対する時間が取れないから。
 
 というわけで、やっぱり売る予定も積もりも無い。
 
 でも、私の資産は順調に減っていっている。
 
 あくまで“含み”ではあるが・・・
 
 一方、それに反比例するかのように増えているものがある。
 
 それが
 
 だ。
 
 このままでは水族館になってしまいそうだ(※注:ウソです。)
 
 グッピーが順調にかつ大胆不敵に増えているのは
 
 今までの“所長日記”の通りであるが
 
 今日は別ののお話・・・
 
 
 昨日のことである。
 
 私は魚たちに餌をやって、水槽を眺めていた。
 
 そんな私の目の前を
 
 でぶでぶしたネオンテトラが泳いでいった。
 
 あまりの太り具合に
 
 最初はネオンテトラとは思えなかった。
 
 良く良く見ると、やはりネオンテトラである。
 
 これは…抱卵しているのか?
 
   ※注釈
 
   一般的な熱帯魚のネオンテトラ。
 
   安価で飼い易いことで有名。
 
   しかし繁殖の難易度が高いことでも有名。
 
   ゲージで表すとこのあたり
                     ▽
   繁殖方法未解明⇔超困難⇔困難⇔普通⇔やや優しい⇔優しい⇔増えすぎて困る
 
   ちなみに、
   
   “超困難”の例はアロワナ
 
   “増えすぎて困る”の例は巻き貝。
 
 最近グッピーばかりに目を奪われ
 
 おまけに繁殖が難しいという先入観から
 
 ネオンテトラを気にしていなかった。
 
 そのままそいつを目で追う。
 
 すると、
 
 1mmほどの薄い薄いピンク色の粒を排出した。
 
 次の瞬間、別のネオンテトラがそれを食べる。
 
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 卵産んでる!  
 
 どうしよう。
 
 このまま食べられるのは忍びない。
 
 しかし、ウチには産(養)魚槽はあっても産卵槽はない。
 
   ※注釈
  
   産魚槽も産卵槽も稚魚や卵を成魚から隔離する為のものだが、
 
   厳密には違いがある。
 
   それは仕切り方。
 
   下の汚い絵を見てくれれば一目瞭然。
 槽
   グッピーは稚魚を産む。
 
   稚魚は生まれた瞬間から泳ぐことが可能で、
 
   稚魚の移動方向は横方向。
 
   一方ネオンテトラは卵を放出する。
 
   卵は重力に従って下に落ちるだけ、つまり、移動は縦方向。

 
 仮に代用しようとしても、今は生まれたばかりの稚グッピーがいる。
 
 成魚を放り込むわけには行かない。
 
 ペットボトルで代用品を作るか・・・
 
 ・・・って昨日スーパーに出しに行ったじゃん!!
 
 熱帯魚屋に買いに行くにも、
 
 行って帰ってきてセットしていたら仕事に遅れる。
 
 ん~。どうしよう。
 
 よし、イクラ取りの要領でやってみよう。
 
 同じだ出来るに違いない。
 
  ①対象の成魚を網ですくい、水面近くに持ってくる。
 
  ②魚は暴れる
 
  ③その拍子で卵が出る
  
  ④スポイトですくって、養魚槽に入れる。
 
  ⑤繰り返す
 
 ・・・
 
 何とか30粒ほど採卵できた。
 
 もっと産んでるはずだが、それは運に任せよう。
 
 孵るとしたら2週間くらいかな・・・
 
 
 
 ・・・って、これ受精してんの?
 
 
   
 
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