本 | 所長日記・改

 
 私の趣味のひとつに
 
 読書というものがある。
 
 昔は小説しか読まなかったが、
 
 今は小説を読むことは殆どない。
 
 何故なら、
 
 『事実は小説より奇なり』
 
 ということに気付いてしまったからである。
 
 そんなわけで、
 
 今では専らビジネス書、実用書しか読まない。
 
 
 
 
 そんな私の本の選び方は・・・
 
 『段買い』
 
 一般的な言葉ではないと思うが、
 
 私はそう呼んでいる。
 
 やり方は至極簡単。
 
 店員を呼んで、
 
 「この段の本全部下さい」
 
 と言うだけ。
 
 しかし、これを本屋ですると、
 
 莫大な金額になってしまい、
 
 気分のいい日などにプリンを作れなくなってしまう。
 
 だから、古本屋で。
 
 某全国展開系古本屋では、
 
 100円コーナーというものがある。
 
 本来の価額の100分の1~10分の1で素晴らしい本が買えるのだ。
 
 私にとっては宝の山だ。
  
 ・・・たまにゴミがあるけど。
 
 
 『段買い』の良いところは、
 
 いろいろな情報を手に入れることが出来るという点だ。
 
 ・・・たまに古すぎる情報もあるけど。
 
 自分で選ぶと
 
 どうしても偏りが出てしまう。
 
 また、偶然、素晴らしい著者に出会えたりするということも挙げられる。
 
 例えば、
 
 大前研一氏。
 
 数年前、買った段に氏の本が入っていた。
 
 読んで感動。
 
 それ以来、新古を問わず買いあさっている。
 
 どんな方か簡単に述べると。
 
 
 
 すごくすごいひと。
 
 
 
 それ以外に言いようがない。
 
 氏に興味を持った方は、 
 
 是非是非是非、氏の本を読んで欲しい。
 
 
 
 
 
 因みに『段買い』の上には『棚買い』というのがあるのだが、
 
 今までに一度しかしたことがない。
 
 もちろん古本屋で・・・
 
 もし、1億円でも当たったら、
 
 本屋に行って、
 
 「この棚の本、すべて下さい」
 
 と言おう・・・と思っている。
 

 
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