昨夜も嫌な夢だった・・・
・・・・・・
ある部屋に私は入っていく。
何故かその部屋に見覚えがある。
目の前にひとりの男が眠っている。
その男の目はくぼみ、肌は黒ずみ、異臭を漂わせている。
死んでいるのだ・・・しかも死後数か月が経っていようかと思える
よくよく見てみる。
布団に見覚えがある。
部屋を見渡してみる。
壁に見慣れた時計がかかっている。
「俺の部屋だ・・・」
そして、永遠(とわ)の眠りについている死体・・・
「俺だ・・・」
・・・・・・
目覚めが悪かった。
多分、こうして死んでいくんだろうな。
まあ、布団の上で死んでいるだけましか・・・
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