感じたことを書いてみる | 第4セクターの乗りバス・乗船日記

第4セクターの乗りバス・乗船日記

大型時刻表に掲載されている、全ての地上・海上を走る乗り物の完乗を目指している第4セクターの記録です。

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井笠鉄道の廃業には驚きましたね。

ブログの方で取り上げようかとは思ったのですが、何も分からない自分が、偉そうに批評するのも何かと思い、ブログの記事にすることは差し控えたいと思っています。

ただ一言言いたいことがあるとすれば、中国バス・井笠鉄道と、備後地区では2社目ですよね、バス会社の破綻は。

地域経済の衰退、バス会社自体の経営方法等、破綻理由はいろいろあるでしょうが、本来ならバス会社と協力して、地域の公共交通機関を守らなくてはいけない、沿線自治体は何をしていたのでしょうか?

ただバス会社に補助金を与えていれば、バス路線は維持されると考えていたのなら、本当に甘い考えと糾弾されても仕方がないと思います。

公共交通機関を守るということは、住民・自治体が主体となり、公共交通機関を運営する会社を上手く使っていくといったスタンスが、特に地方では必要になってきます。

住民と運営会社の間に立ち、大きな視点から、自らの街づくりの理念に基づき、公共交通網を構築する。

また如何に公共交通が必要なのか?、また自家用車を利用する人に、公共交通を維持することが、如何にメリットがあるかなど、広報することも大事なことになってきています。


少なくとも、井笠鉄道以上に財務状況が悪化している会社なんて、日本中には幾らもあります。

住民自ら、もっと利用する、また利用しやすい環境にすることが肝要ではないかと。

それをできるのは、住民・行政・運営会社しかないのですから。


なお、井笠鉄道破綻の経緯について、551planningさんが、上手くまとめられていますので、こちらを 御覧下さい。