っということで、夜勤明けで南部町営バス佐野線の調査を行った、第4セクターでございます。
まず最初に、南部町営バスの運行を受託している、南部交通運転士さんに、お礼を申し上げます。
いろいろ撮影に便宜を図ってもらっただけでなく、落とした携帯電話も拾ってもらい、本当にありがとうございました。
では最初に、この路線の終点である、上佐野地区の画像から。
内船駅から約15km、狭隘道路の先には、このような集落があります。
とりあえず、蛙君2号で上佐野バス停に先回り。
上佐野バス停のやってきた南部町営バス。
とりあえず運転士さんに、お話を伺ったのですが、その中でこの路線で特徴的な利用方法があったのでご紹介。
南部町の診療所から、定期的にお医者さんが午後の2便で上佐野地区にやってきて、巡回診療を行ってから、最終の便で帰っていくのですが、翌日に調剤した薬を、最終便で上佐野地区にもってくるんですよ!
どうりで、バス停ごとに住民の方々が、バスを待っているわけでしたww
また、ハイキング客の利用もあり、実際本日の最終便でも、1人の方が乗車していました。
このバスは、乗車1回に付き100円という格安運賃なんですが、町長の「各集落に、交通の格差があってはならない」っという考えの下、均一100円という運賃になっているそうです。
上佐野地区は、林業で栄えたところだそうですが、ご他聞に漏れず過疎高齢化が進んでおり、学校に通学する児童生徒は皆無だそうです。
いつか、ここも廃村になってしまうのかな・・・、運転士さんの言葉は、非常に寂しくまた重いものに感じました。
では、走行シーンなんかを・・・、本当に下手ですいません。
上佐野集落内を走る町営バス。
内船駅に到着した、町営バス。
運転士さんの話ですが、人やものだけでなく、情報や街の空気をも運ぶ町営バス、乗車してくれる方がいる限り、安全に運行していくとのことです。
上佐野に住む住民にとって、生命線とも言える、南部町営バス佐野線。
住民の足として、末永く運行することを、第4セクターも祈っています。