鹿屋市地域公共交通活性化協議会第9回会合は14日、同市役所であり、市が12月1日から実証運行する、鹿屋~JR鹿児島中央駅間の直行バス片道運賃を1300円にすることを決めた。約2時間で結び、1日5往復。途中、垂水フェリーを利用、大隅半島と薩摩半島にそれぞれ4カ所ずつ停留所を設置する。
直行バスは、2011年春の九州新幹線鹿児島ルート全線開業に向けた交流人口促進などが狙い。運賃は既存路線バス(鹿屋~垂水港、鴨池港~山形屋)や垂水フェリーの合計料金1250円より高く設定することで、既存バスとの競合を避ける。垂水港~鹿児島市は片道600円。
ダイヤは新幹線発着に合わせ、鹿屋始発は午前7時半、同最終は午後3時20分。鹿児島市金生町発第一便は午前10時23分、同最終は午後5時48分にそれぞれ設定する。
バスは33人乗りの中型バスで、市が大隅交通ネットワークに運行委託。年間の運営費は約3400万円を見込む。最大で経費の半分を国が補助する。実証運行は11年度末までで、利用状況などを見ながら本格運行するかを検討する。当初10月1日の開始を予定していたが、バスの納車が遅れ延期していた。
同協議会の川井田浩二会長(市企画財政部長)は「県外客の利用促進に取り組み、大隅半島の活性化につなげたい」と話した。
フェリーにそのままバスが乗船すると言うのは、別府ゆけむり号に続いて、2例目になりますね。
以前は、セントレアから鳥羽間のリムジンバスもありましたが、廃止になってしまいました。
しかしこの情報、いわさきグループのHPはおろか、鹿屋市HPにも書かれていないというのは、どういうことかと・・・
本当に県外客を誘致しようという気があるのかと・・・。