本日のオンコロの記事です。 

食欲中枢に作用するアナモレリンが消化器がんの「がん悪液質」に有効な可能性 
https://oncolo.jp/news/180724k01 


アナモレリンは小野薬品で開発している「がん悪液質」に対する治療薬で、治験が行われており、大腸がんでは6割の人に効果が得られている。 
この記事の治験は、「消化器がんに伴う悪液質に対するONO-7643(アナモレリン)の第2相試験(ONO-7643-05試験)」であるが、第III相の「がん悪液質を対象とした多施設共同非盲検非対照試験」も行われており、8月までが試験期間になっている。 
アナモレリンは、食欲のなくなるがん患者の食欲を増進して、体重減少を抑える世界初の治療薬で、全がん腫で使えるものである。 
小野薬品から今年の年末に申請の計画になっており、申請から承認までのタイムラインでは、通常品目では12カ月であるので、2020年から使える可能性がある。