やっと長い入院が終わって、週末には退院の予定だ。 

CRPが14から3まで下がり、治験は再開となった。 
服薬剤は、3錠から2錠、3錠で続けられる人は、100人に1人らしい。 
薬の副作用がひどい妻は2錠でもきつい可能性はあるものの、今のところだいじょうぶそうだ。 
5月のCTで効果が確認できるのを祈りたい。 

今回の入院は、貧血と炎症による体調不良だ。 
この2つは関連している可能性があるものの、炎症がどこで起きていたのかはわからない。 
血液検査のみで、他の検査は何もしていないし、ただ、痛みが腫瘍のある左側腹部に集中していたので、そこで炎症が起きているのでは?と言われただけだ。 
がんでCRPが上がれば、がんが成長するときの炎症かとなるが、急激なCRPの増加と抗生剤(タゾピペ)によって炎症が収まってきているので細菌起因ということになるのだろう。 
CRPは治験をやる前から上がってきていていたが、いったい、どこから細菌が・・・ 
担当医は、ステント留置について言及していたので、来週、主治医のほうの病院で聞いてみたいと思う。 
クレアチニンの数値も悪くなったのも関連があるのだろうか。腎盂炎? 
いずれにしても、驚くほど高い請求費用は治験起因ではないということを意味しているのだろう。 

もともと病院嫌いなところもあり、2週間の入院はかなりストレスだったようだ。 
1月の腹膜播種による膀胱への浸潤に始まり、尿管ステント、そして炎症による貧血と今年は、平穏な日々から遠ざかっている。 

どうか、痛みが和らぎ、体調が維持できますように。 
平穏な日々を暮らせますように。 

ロキソニンでコントロールできていた痛みは、オキシコドン15mg×2回になった。