治験を開始して、すぐに腹痛が発生した。 
尿管ステントを入れた右側ではなく、左側の脇腹や腰のあたりまでだ。 
毎度のことながら、薬を変えると必ずけっこうな副作用が出る。 
UFTユーゼルでは2週間も入院することになったし、XELOXでは強い倦怠感ですぐに減薬、アバスチン+FOLFIRIでは激しい腹痛と出血・・・ 

痛みがひどいところを手でさすると、痛みが和らぐ。 
数時間ごとに痛みが発生するので、子供たちと交代でやっていたものの、痛みがおさまる気配がなく、H病院に車で向かった。 
担当医の診察は、おそらく服薬剤の副作用とのこと。 
フルドーズでは多くの人に何らかの副作用が発生し、1クール目で減薬となるとのこと。 
欧米ではすでに3年前に承認されているものだが、欧米人と日本人では耐性が異なるということだろう。 
治験なので、予測されてもフルドーズでまず試さなければならないのでしょうがないことだ。 

血液検査等の結果からは、他にリストアップされている重篤な副作用は出ていないようだ。 
左側の尿管がつまっている、ということもなさそう。 
クレアチニンが再上昇しているのは薬のせいだろう。 
ただ、また便秘になっているようで、服薬による腸への影響と重畳して余計に痛みが生じているのかもしれない。 
鎮痛薬は3種類、便秘解消に下剤や酸化マグネシウム、それに座薬まで、薬漬けだ。 

服薬はすでに中止しているが、痛みはいっこうに和らがない。 
金曜の診察までに便秘も腹痛も改善していることを願うばかりだ。 

免疫療法と腸内フローラは深い関係があると言われている。 
便秘になったのはFOLFIRI療法が原因と考えられ、今はあまり腸内の調子がよくないのだと思う。 
いろいろ手当をして、改善していく必要があるだろう。 

がん治療でも注目!免疫療法と腸内フローラとの意外な関係 
https://woman.infoseek.co.jp/news/bodycare/serai_305571 



今日のトピックはやはり昨日プレスリリースされたこれだろう。 

進行・再発固形がんを対象とした医師主導治験を開始 
-NKT 細胞活性化による新規治療法の開発- 
慶応義塾大学、理化学研究所、ほか 

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2018/3/12/180312-2.pdf 

今の治験に参加していなかったらすぐに治験の問い合わせをしていただろう。