今回は出血のリスクを抑えるため、アバスチン抜きのFOLFIRI療法である。 
当日からひどい副作用で、飲食できず、寝たきり状態でいつもよりつらそうだ。 
これでもイリノテカンは半分の低用量なので、フルドーズだったらどうなるのか、と思ってしまう。 
(チェックしてないが、アバスチンを抜いた分、イリノテカンを増やしている?) 
FOLFIRI療法は今回が最後なので、なんとかがんばってほしい・・・ 

治験のほうは懸念していたクリニックでのリンパ球療法がひっかかってしまい、6週間あけてから実施となってしまった。 
このため、4週間あければいい抗がん剤が入ってしまったわけである。 
リンパ球療法がひっかかるかもというのは、以前から考えていたので、今月は避けたほうがよかったが、かなり高額の費用がすでにかかっていたので実施してしまったことに後悔が大きい。 

治験のほうは、今年のASCOで公表されたものに近いレジメンで、病勢コントロールできる確率は、今後の標準治療よりも高い可能性はある。 
だが、効果があるかは確率の問題ではなく、腫瘍の状態や自身の免疫力が治療にマッチングしているかどうかに依存するので、すでにどのような結果になるのかは決まっている。 
結果が出ないとわからないが、将来標準治療となる可能性のあるこの治験に賭けたい。 

今はともかく、治験が始まるまで、何事もなく過ごせることを願うばかりだ。