今週のCTとマーカーの結果がどうあろうとも、その前後で状況が変わるわけはないのだが、やはり気になるし、仕事もままならない。 
今は仕事がそれほど忙しくない分、余計に考えてしまう。
抗がん剤の効果があまり得られないのは、減量とサイクルを延ばしていることが一因だ。 
フルドーズの抗がん剤治療を受けられる人は羨ましいが、しょうがないことだ。 

抗がん剤の量を増やしていくと指数関数的に効果が大きくなる。
一方で、副作用がひどくなっていくことから、副作用がひどいと抗がん剤が効いている、と言われることもある。 
実際には、副作用には個人差があり、それは抗がん剤の効果とは独立したものであるので、一概には言えない。 
ただ、副作用で弱っているのは、腫瘍も同じなので、より効果が出るということかもしれない。 

抗がん剤の投与(レジメン)をどうするかはとても難しいことだと思う。 
その人に最適なレジメンが、どのように生きていきたいかに対し個々にあるはずだが、結局は、主治医に従うことになる。 
今の主治医からは、最初の副作用のひどさもあって、今のゆるいレジメンが提案され、ときには「あせる必要はない」とも言われる。 
GI Screen Japanのほうで新たに抗がん剤が見つかると、別の病院で投与を受けることになる。 
そのときにどのようなレジメンになるのかは、非常に心配なことだ。 

抗がん剤治療は延命治療だ。 
がん幹細胞をやっつければという話もあったが、幹細胞をやっつけても、子細胞が少しでも残っていれば親帰りするという報告もある。 
ストレスなく過ごすために、抗がん剤や他の治療をうまく使って共存することをを考えていかないといけない。 
新たな画期的な治療法が出てくることを期待して。