初めてのワクチンは、診察含めて15分もかからず終了したらしい。 
HLA抗原はA2とA31で、HLA-A2ワクチン12種類から3つ、HLA-A3sワクチン9種類から1つの合計4つだ。 
これらのワクチンによってキラーT細胞が増加して免疫力が高められるといいのだが。 
1クール終了後の検査で、それぞれのワクチン反応が増強しているかどうかが効果の目安となる。 

ところで、ここでも腫瘍マーカーの検査を受けているが、病院での結果とは大きく異なる。 
CEAは半分ぐらい、CA19-9は5倍ぐらいの数字になっている。 
CA19-9の数字を見た妻はずいぶん悪くなっていると感じたようだが、このような差は温熱療法のクリニックでの結果でもあった。 
お台場の病院の結果は今の病院の結果と同じぐらいだったから、測定方法が違うのだろう。 
古い論文ではあるが、CA19-9では測定キットの違いにより最大で6倍の差が出る、という記述もあるので、あまり気にしないことにする。 
いずれにしても再来週のFOLFIRI療法4クール目で腫瘍マーカーが入るのでその結果が重要になるだろう。 
その前の週にはCT検査があり、合わせて結果が出てくる。

月末の別の病院での切除手術に向けた診察では、このCT検査結果は重要だ。 
縮小していないと見送られるかもしれない。 
一方で、切除手術自体に対しては、リスクは感じる。 
手術によるQOLの悪化は少なからずあるだろう。 
診察していただいた先生からは完治するのは4人に1人、1回の手術では終わらないとも言われた。 

増悪していなければ、今のゆるい抗がん剤治療でもいいかとも思う。 
副作用が出る3日間を除けば、普通の日常なのだ。 
温熱療法、免疫療法、それから他の方のブログを見て始めたアップルサイダービネガー、ビファイン、日々の運動・・・ 
よくなることを積み重ねていけばそれも可能ではないだろうか。
楽観的すぎるな、ちゃんと考えないとだめだ。

明日は、三男の部活の関東大会予選がある。 
インターハイ予選も含めて、あと2回、またこっそり見に行きたい。 
ただ、天気予報では雨になるようで、自転車で行ったらびしょ濡れになりそうだ。