お久しぶりです。

 

昨年末に会社を定年退職して、今は、前の会社の業務委託でコンサルタントをしています。

パソコン1つあれば仕事ができるので、過ごしやすい毎日です。

通勤がなくなり、運動不足になるので、朝は1時間のウォーキングを始めました。

 

先週は、関越道を新潟まで出て青森までぐるりと1週間、東北ひとり旅を満喫しました。

宿泊先を事前に決めず、ノープランでスタートしたため、いろいろありましたが、その分楽しむことができました。

湯野浜温泉(鶴岡市)、男鹿温泉(男鹿市)、鰺ヶ沢温泉(鰺ヶ沢町)、酸ヶ湯温泉(青森市)、山王山温泉(一関市)と温泉巡りです。

たくさんの神社や道の駅、2つの世界遺産をまわってきました。

ひとり旅は最初は寂しくて、すぐに帰りたくなっていましたが、ずいぶん成長(?)です。

宿で仕事をしながらだったので、持って行った図書館で借りた本は旅行していた間は読まずじまいでした。

 

そのうちの1冊

重松清 「その日のまえに」

本を読んで、号泣してしまったのは初めてです。

テレビドラマ化、映画化された本ですが、見たことがなかったです。

(見たとしても10年以上前の作品なのであまり感情を揺さぶられなかったでしょう)

 

グーグルのカレンダーの通知がこなくても月命日はわかります。

残された者としてどう生きていくのか、それはときどき考えることです。

この本を読んで、考えること、それが残された者の生き方なんだと共感しました。

いなくなった妻は、会えなくなっただけで、別れたわけではありません。

考えることがあったときには、妻に「お帰り」と伝えようと思います。