まずはこのグラフを見てください。
1950年以降の日本の出生数のグラフです。
私がこれを初めて見たのは、就職で生命保険会社に入社して最初に受けた新入社員研修の時でした。確か年齢と生命保険料の算出の話を伺ってる時だったと思うのですが、私が見たグラフは戦前からの年齢別人口の数値で、当時の1980年代が「最新データ」でした。なのでグラフは1945年の終戦までおびただしいほどに人口減少(特に20代男性の)が続いて、そこからは2度のベビーブームがくっきりと表れていました。波のようなカーブを描くグラフの中で、異常な人口の低下が1年だけはっきりと目で見てわかるのが、私の生まれた年でした。
物騒なタイトルは何の話かというと、今年の干支、丙午に生まれた女性たちのことです。私もその一人。前回の丙午に生まれた女です。
お若い方の中にはご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、参考までにわかりやすくまとめてくださっているリンクを貼っておきますね。
というわけで、私の生まれた年はこの迷信がマスメディアに煽られ史上最高に拡散されたタイミングだったようです。出生数が25%も下がるほどの風評被害にあったブランドが、『丙午の女』だったのです。
私が子供の頃はまだこの空気が周りに残っていたのを覚えています。遠い親戚とかそういう範囲で、この年の出産を意図的に避けた方の話のひとつやふたつは噂で聞いたことがあったし、実際に親族の年長者からのプレッシャーで、せっかく授かった赤ちゃんを堕ろさざるをえなかったという話も、非業の虐待話ではなく日常の話題の中に出てくるような空気感でした。
そんな中で幸運にもこの年に生まれることができた私たちは、もうそれだけでめちゃくちゃ運が強いということになりますね。当時は生まれるまで性別を知る技術もなく、妊娠中に大きくなるお腹の形が尖っているか丸いかというだけでも、きっとあれこれ言われて気を揉んだと思います。それでも出産に踏み切ってくれた両親には感謝しかありません。
では、事実はどうだったのか。60年に及ぶ観察による検証結果です。
当然ですが、同級生は早生まれ以外ほぼ全員丙午で、その半分は女性です。私は中学や高校の同級生の地元のつながりがわりと続いている方だと思うのですが、みんな人生それなりに他の年生まれの女性たちと同様にいろいろあれど、突出して悲劇的な運命を辿った方は会ったことないし、オトコを喰うほど出世してる人はいても(その比較自体がナンセンスですがw)、誰かが配偶者やパートナーをひどく貶めたとか、ひどく色狂いだという話は1度も聞いたこともありません。当たり前のことですが。
私の知っている同学年の女性たちに似通った特徴があるとすれば、軒並み頑張り屋で、辛抱強く、心根のしっかりした女性が多いなと感じます。独創的で、前を向いて、明るい空気感で周りの人を巻き込む人が特に他の年生まれより多くいるように感じます。これは私たちが持つと言われている『火』の性質の表れなのかもしれませんね。
結論。丙午の女は自分の人生を自分の足で歩みながら幸せを見つける能力が高い。今年生まれてくる赤ちゃんたちに祝福あれ。
丙午の人生、すっごく楽しいぞ〜![]()
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