朝からチャリに乗りに…と思っていたけれど、
あきちゃんの話では次男が『さぼうはくぶつかんいきたい』と
言っていたらしく電車で向かう事になった。

次男は未就学児最後の1ヶ月という事で無料なんだけれど
我々3名は運賃が掛かる。あい鉄はファンクラブに入っているので
今月が使用期限の1日フリー切符(富山県内限定だが…)がいくつかあるから
いいとして、問題は地鉄だ。券売機の前で少し固まる。

電鉄富山→立山 1,230円(大人1名・普通)

高けぇなぁ(汗)長男と合わせて3名往復だと合計6,160かぁ…
しょうがなく支払って乗車した。クルマ(スペーシア)だと
ガソリン代で1/10のコストで行けると言うのに(汗)

ボックスシートに腰掛け
電車に揺られて(保線状態が悪くかなり揺れる)のんびり旅…
子供らは運転席後ろに張り付いて進行方向を見守っていた。
いつもの光景だ。

 

長男撮影…渋いアングルだな

車窓からはうっすらと劒岳が見える。
春霞なのか黄砂なのか花粉なのか
春は山がクッキリ見える事は少ない。

 


線路はのどかな田園地帯からやがて山岳地帯へと入っていく
そして景色に雪が増えてくる。
しかし早春の風景…杉の林から薄緑色の煙が上がるのが見える。


花粉のようだ…

ゆっくり走る列車の窓からカモシカがいるのが見えた。
電車に怖がる様子はなくこの辺では普通にいるものなのだろう…

 

逃げないんだな…


そして終点の立山駅に到着…電車を降りて改札を通り階段を上って
ロビーに出ると冬季休業中といった感じ…まあしょうがない。
ポカポカ陽気のエントランスから駅を出て
腹も減ったし駅前のロータリーで営業している店に入って
蕎麦やうどんを注文する。

 

カツカレーうどん

隣はお揃いのサイクルジャージを着た4人連れ…
その方々は我々が食べている間に食べ終わって出て行き、
代わりにバイクで来た若者2人連れが入ってきた。
ツーリングの目的地として丁度良い所なのだろうな…
私はカツカレーうどんとおにぎりを注文した。
先に来たおにぎりをまず食べるんだけれど、
これがとても美味しかった。使ってる米、炊き方、具、そして海苔…
洗練されていると思った。今までの私の人生でNo.1おにぎりだ。

その後立山カルデラ砂防博物館で時間を過ごす。
ここに来るのは3回目かな?すっかり次男のお気に入りの場所だ。
しかし車でいいじゃんと思う。長男も少し時間を持て余し気味だった。

 


雪が残っているけれど暖かい日…

 

その後真川大橋まで散歩に出てまた駅へと戻り
電車の切符を買って電車に乗り込んで富山駅まで帰ってきた。
帰りもニホンカモシカを2頭見た。

 

長男撮影…

しばらく時間があったから●ルート(駅前の商業ビル)に寄っていく。
それにしても富山駅前は人がたくさん歩いている。比べて高岡は…(汗)
とは言っても何か欲しいものがある訳でもなく、何も買わずに出てきて
そのままホームへと上がった。

ベンチに座っていたけれど、横におばあちゃんが来たので席を譲る。
おばあちゃんは社吹連吹奏楽フェスのパンフを持っていたから
『お気に入りのバンドはありましたか?』と話しかけてみた。
時間が時間だから途中で出てきたと思うけれど、●尾の吹奏楽団の
ステージが面白かったと言っていた。なるほど…

そして電車が来て乗り込み高岡へと帰る。
富山駅の7-11で例のカレーを買おうと思って手に取ったけれど
「高岡駅にも7-11あるよ」とあきちゃんに制された
しかし高岡の7-11には同じものが売っていなかった(涙)
まあ無駄な金を使わなかったと喜ぶべきかもしれない…