去年購入したマットにエアで膨らます枕の部分が付いているんだけれど、パンパンに空気を入れてしまったら硬くて良い感じではない。それは知っていたから私専用の枕を持ってきたんだけれど、私の場所だと思っていたところに長男が寝ていて私の枕を使っている始末…例の夜半の騒音もありあまりよく寝れなかった。

静かな朝…テントから這い出して我慢していたトイレに行ってから散歩に出る。一泊には多過ぎるほどの量の薪を持ってきていたけれど、ロケットストーブは燃費が悪く今日の分が足りない感じだった。そこでキャンプ場に隣接する林に入って何かないか探す事にした。するとガサガサッと不審な音とともに茶色の獣が草の中を逃げて行く。何だったんだろう?重機でならされたところに手首程の太さの松の枝が結構落ちていたので拾ってきて、鋸で20cmぐらいの長さに切りそろえた。これで薪は大丈夫だろう。早速火を熾してコーヒーを淹れて飲んだ。波も穏やかで優雅な朝だ。

あきちゃんは早起きの次男を連れて園家山(標高17m)の林の中を散歩しに行った。その間に長男が起きてくる。しばらくして桑の実を携えてあきちゃんたちが戻ってきた。そういう季節か…甘酸っぱい桑の実は子供たちも喜んで口にしていた。トイレのところにもあったけれど今の世の中甘いものいっぱいあるし誰も食べないんだろうな…

朝食はパンケーキ…メープル風味のシロップをかけると子供たちはパクパクと食べた。そしてまたあきちゃんと子供らは海岸へと行く…

 

パンケーキ焼く…

周りのキャンパーたちは徐々に撤収し少なくなって行った。入れ替わりに今日入ってくる家族連れはテントを張らないのでデイキャンプだろう。チェックアウトタイムがある訳でないし撤収を急ぐ必要はないからのんびりと構えるんだけれど、テントの中の寝袋やマットとかから徐々に片づけをしていく。あと不要な焚火台や卓上グリルなど片付けて、火はロケットストーブのみにする。燃料も徐々に少なくなったし、朝から燃やしている太めの材の燃え残りがストーブの中に溜まっているから投入口を風上に向けて自然の風が直接入るようにした。

水は伏流水かけ流しの使い放題…それをケトルに汲んできて湧いたらポットに入れておく。しばらくして早めの昼食にインスタントラーメンを作るんだけれど、その時に潤沢なお湯があると麺を茹でる為のお湯とスープを作るためのお湯で使い分ける事が出来た。コレのメリットはスープの作る量を抑えられ廃液が少なくなるという事…あきちゃんが考えたアイデアだが理に適ってると思った。

 

源泉かけ流し…

さて、片付けを開始…風が強くてテントとタープをたたむのに若干苦労したけれど雨よりはましだった。パッキングした道具類は海沿いの道の路肩に集めておいて、車をそっちに移動して積む事が出来た。交通量がほぼないから出来る事ではある。良いキャンプ場だった。敢えて不満な点を言うなら、子供の遊び場となる遊具類が無いという事か…

遠いからすぐにでも帰りたかったけれど、あきちゃんの希望で杉沢の沢杉へ寄って行く。それから下道を延々と走って帰宅。大変疲れた…

 

沢杉探検…

けれどすぐに荷物を積み下ろしてルーフボックスとルーフキャリアを撤去…車検も近いしちゃんとやっておかないとね。最近左足に加えて左肩も壊れてきたから重いルーフボックスを棚に上げるのは困難かな?と思っていたけれどほぼ右手でなんとかした(汗)大変疲れた…

…が次男が夕飯に『たこやきたべたい』との事でチャリでスーパーへ向かう事になった。勘弁してくれ(汗)

 

…しかも調理も担当…もうクタクタだ(汗)