NHK放送 桐野夏生原作「燕は戻ってこない」を録りだめしているが

3話分たまったので、見て驚いた。

NHK、近頃は攻めているドラマが増えてきたが

流石に行き過ぎではないかなぁ?

 

   

 

  

不妊治療の先(今の日本では認められていない)の代理母出産がテーマのようだ。

 

理紀(石橋静河)の貧困な生活が見ていて苦しい。

お金が欲しくて、代理母を引き受ける決意をするのだが

代理母出産まで行使して、自分の遺伝子を残したがる夫(稲垣吾郎)の

執着が気持ち悪い。

妻(内田有紀)の気持ちを考えてみて欲しい。

「子供なんか居なくても君がいてくれるだけで良い」とどうして言えないのか?

夫婦は、一緒に居たいから始まり、子供が出来るものでは無いのか?

 

   出産で2回も死にかけたので命掛け、流産も経験済み。

   受精着床、妊娠の維持など、幸運の積み重ね、奇跡の集大成なのだ。

 

しかも脇役たちの濃いキャラが、凄まじい。

春画の作家だからかもしれないが妻の友人の台詞には仰天するばかりだ。

ここには、恥ずかしくて書けない。

 

と言いつつも、乗りかかった船で最終話まで見るつもりだ。

 

※  気になる人は、3話までの集中放送があります。 

      5月19日(日)午前0:40~2:55(土曜深夜)