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新書がベスト (ベスト新書)
小飼 弾
ベストセラーズ
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 今や情報はあっという間にコピーされて広まり、すぐに陳腐化するようになりました。誰もが簡単に手に入れられる情報を貯め込んでいるだけでは、強みにならないのです。(17頁)

小飼弾氏の書籍は、電子書籍含め、数冊読みましたが、内容もさることながら、文章の表現、言い回しが素晴らしく、本書がベストだな、と感じました。

小飼弾氏が、「衝突断面積を増やす」というように、数多くの本を読み、アンテナを広げることが、著者の言葉を借りれば、自身の「血肉に」なっていて、本を読み得たものは、日々のどこかで、知らず知らずのうちに役に立っており、果たしてそれがいつどこで役に立つのかはわかりませんが、振り返ってみれば、間違いなくそうであったな、ということを日々実感しています。

本書を読み終えたところで、本書にて紹介されていた、99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)大往生 (岩波新書)ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)などの新書を、さっそく注文しておきました。

とはいえ、まだまだ読書数が少ないので、上手に時間を作りながら、時には、「二丁拳銃読み」を実践してみたりしつつ(笑)、読書を楽しみたいと思います。