836人が裁判員に 50地裁138件、全員有罪 | 半学半教

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836人が裁判員に 50地裁138件、全員有罪

8月から始まった裁判員裁判は18日、神戸、岡山、長崎など8地裁(2支部含む)で判決が言い渡され、年内の審理を終えた。共同通信の集計では、同日までに、50地裁(8支部含む)で計138件(被告は142人)の裁判員裁判があり、836人が裁判員(補充裁判員から就任した8人含む)を経験した。

判決は全員有罪で、終了後の記者会見には、裁判員・補充裁判員経験者の74%が参加し、感想を述べた。

集計によると、各地裁は裁判員候補者名簿から計1万2963人をくじで選び、辞退を許可するなどして候補者計5842人を呼び出した。うち計5220人(89%)が裁判所に出向き、裁判員のほか、補充裁判員計340人を選んだ。

賛否両論ある中始まった裁判員裁判、判決は全員有罪、量刑に関しても先日、求刑の八掛けを維持しているとありました。時間を見つけ、私も1件ではありますが裁判員裁判を傍聴しました。今まで最高裁、東京地裁、知財高裁等で何度も傍聴してきましたが、それとは全く違うもので、とても勉強になりました。

傍聴についてですが、経験のない方は裁判所HPの傍聴の手引きを見るなどして時間を見つけ、一度は傍聴することをおすすめします。来年もまた時間を見つけ行きたいと思っています。