この裁判員は、選挙人名簿から無作為抽出され、事件ごとにくじで裁判員候補者50人程度が選ばれ、裁判長の面接を経て、最終的に6人が選任されます。そして対象事件は、殺人、強盗致傷罪、傷害致死等の重大な刑事事件に限られています。
私は最高裁、下級審裁判の傍聴経験、また裁判員裁判用法廷(東京地裁104、412、416、419号法廷等)も見学したことがあるため、その雰囲気等わかりますが、裁判の傍聴経験がない方はせめて裁判所のホームページより広報用映画として刑事裁判の姿を描いた映画が公開されていますので、裁判の流れ、そして評議、評決の過程も把握することができるので、是非見ておくことをおすすめします。
裁判員には守秘義務が課せられており、評議の秘密や職務上知りえた秘密について他の人に漏らしてはなりません。これらに違反したときは、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられることとなっています。
賛否両論ありますが、開始された以上、知らないでは済まされません。国民として最低限の正しい知識は身につけておきましょう。
六法で身につける 荘司雅彦の法律力養成講座
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荘司 雅彦
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こちらは、法律の知識がない方が法律の基礎を学ぶ上でとてもわかりやすく、読みやすいおすすめの本です。法律は難しい、わかりにくいといったイメージがありますが、このようなわかりやすい本から入ることによってそのイメージを払拭することができるでしょう。