NPO法人 肺がん患者の会 ワンステップ

NPO法人 肺がん患者の会 ワンステップ

2018年4月、4年目に入りました~

イベントの紹介ページはこちらへ

https://ameblo.jp/hbksakuemon/entry-12349378339.html



テーマ:

みなさん こんにちは。

 

11月29日から12月1日まで、東京で日本肺癌学会が開催されました。

何回かに分けて、そのレポートを出していきます

 

今回は、光免疫療法の2回目。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)の小林久隆先生の講演を、Sさんがレポートしてくれています。Sさんの渾身のレポート、ぜひ、読んでくださいませ。

 

1月26日東京・2月2日大阪 

おしゃべり会の情報もついています~

 

 

 

 

 

【はじめに】

 

医学的には素人である筆者が、走り書きのメモと記憶を頼りに、わからないことはネット等で検索したりしながらまとめたレポートであり、細かい表現・言い回し等は、実際のご発言とは違う場合もあります。

また、筆者の聞き間違いや勘違い、知識不足のせいで、医学的に誤った記述が含まれている可能性もある事をご理解いただきますようお願いいたします。

 

 

 

【肺癌、その他への応用】

 

内視鏡に光ファイバーを通して光を当てることが可能。

マウスのお腹の中でも6mm径の細い内視鏡でやっているので、肺癌への応用は技術的に難しいものではない。

 

EGFRに限らず、他の抗原をターゲットにした抗体を使うことも可能である。

 

 

 

Treg細胞を壊して免疫機能を強化】

 

がん細胞の周りには、免疫細胞ががんを攻撃するのを邪魔するTreg細胞(制御性T細胞)が多く集まっている。このTreg細胞の表面にあるCD25という抗原にくっつく抗体とIR700とを結合させた薬剤を使って、肺癌の細胞を2か所に埋め込んだマウスの、1か所のみに近赤外線を当てて、Treg細胞を壊していく。するとTreg細胞の邪魔がなくなり、免疫が強化されて、1日程で照射した方のがん細胞がなくなる。そして活性化された免疫細胞が全身を回って、近赤外線を当てなかった方のがん細胞も消えていった。

 

さらに、4か所埋め込んで1か所のみ照射した場合でも、4か所すべてのがん細胞が消えた。

肺癌と大腸癌という2種類の腫瘍を1匹のマウスに埋め込み、肺癌の細胞のみに照射した場合は、肺癌は消えるものの、大腸癌の細胞にはほとんど効かなかった。

 

このことから、この治療法では、かなり正確にがん細胞の顔つきを記憶して、遠隔転移している同種のがん細胞のみに作用することがわかった。

 

そのためダブルキャンサーには効かないが、自己免疫疾患のような副作用も少ないのではないかと考えられる。

 

 

CD25によってTreg細胞を壊すのと同時に、CD44という抗原にくっつく抗体を用いてがん細胞を壊すと治療効果が高まる。

両方同時に壊すということが大切で、一つずつやった時にはあまり効果が見られなかったがん細胞に対しても、同時にやれば効果がある例も多くあった。

 

また、CD44抗体を使って、Cancer Stem Cell(がん幹細胞)を壊すことも可能である。

マウスの実験においては、かなりの割合でがんを治すことができるようになってきており、これを臨床に応用していくのが今後の課題である。

 

 

 

【医療経済的視点】

 

小林先生のラボは、研究者・技術者合わせても10名弱で、高額な予算でなくても研究が進められるレベルであり、もしこの先実臨床の段階まで進んでも、とてもシンプルな治療法なので、医療経済的に見ても十分実現可能であると思われる。

 

 

 

【質疑応答】

 

PDT(光線力学療法)では、この治療ほど免疫を強化する効果が出ていないが、何が違うのかという質問がありました。

小林先生自身もPDTについてはかなり比較研究されたそうで、非常に専門的なお答えだったので、詳しくは理解できなかったのですが、PDTとは細胞の壊れ方が違うようです。

PDTは活性酸素によって色々な形で細胞を壊すのに対して、光免疫療法では、細胞膜だけを物理的に壊すので、中の分子やDNAがきれいな状態で出てくるからだと思われる」というような意味のことを答えられていたように思いますが、全然違っていたら申し訳ありません。

時間がかなり押していたこともあり、座長の楠本先生が「PDTも素晴らしいが、この治療はもっと素晴らしいということで。」と半ば強引に締められました。

 

 

②第2相試験で、自己免疫疾患などは見られなかったのかという質問。

「がん細胞をきれいに壊すと、中から出てくるDNAやたんぱく質も、ピュアな形で出てくるからだと思われるが、自己免疫疾患などは起こっていない。」とのことでした。

 

 

 

最後に座長の楠本先生が、「今日この会場にいるドクター達が協力して研究を重ね、10年後か20年後には肺癌で実用化させてくれることを期待します。この講演がそのきっかけになればうれしいです。」という言葉で終了となりました。

 

 

 

【感想】

 

上では触れてませんでしたが、ご講演の中で、三木谷氏から「単純すぎて面白くない治療法」と言われたのに対して、「確かに注射して光を当てるだけなので、科学的には面白くないかもしれないが、化学的にはエレガントである」と返したそうです。この治療に対する、小林先生の自信と誇りのあらわれではないかと感じました。

 

 

素人ながらにも、もし臨床応用が上手くいくとすれば、効果は高く、副作用は少なく、コストは低いという実に素晴らしい治療法だと感じました。もうすぐ始まる頭頚部がんの国際第3相試験で良い結果が出て、ぜひ標準治療になってほしいと思います。そして、楠本先生の仰っていた10年後・20年後ではなく、もっと早くに肺がんやその他のがんでも実用化されてほしいと切に願います。

 

 

この治療法以外にも、世界中の研究者が様々な治療法を研究していると思います。研究者や関係者の方の非常に多くの時間、努力、熱意、そして資金が費やされていること考えるととても感慨深く、尊敬と感謝の念を持たずにはいられません。将来がんが治る病気になる日もやってくるかもしれないという期待を抱きつつ、現在の自分自身の治療にしっかりと取り組んでいこうと改めて決意いたしました。

 

 

最後に、このような素晴らしいご講演を拝聴する機会を与えて下さった日本肺癌学会に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

▼おしゃべり会 1月26日 東京!五反田です
今回の参加資格は、患者と家族のみです。

 

 

■申し込み(※会場に直接来る場合)

 ■申し込み(※WEBで参加する場合)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe9DlkBLBfJajWaAzq2d5lLVER6db9gcRxGiTgnznF19EdIgA/viewform

※WEBでの参加はテレビ電話システムを使用します。直接参加する場合と同じく、名前の入力が必要です。みなさんが、WEBを使って、おしゃべり会に参加するという形になります。(いわゆるWEBセミナーのような、一方通行ではありません。)もちろん、参加した方のみの限定です。

 
 
▼続いて大阪です~ 2月2日
(大阪は直接参加のみです。WEBはありません)
大阪は特にゲストは呼んでいません。
申込フォームに、困りごとや、みんなどうしているの?と思うこと、書く欄を設けました。それをもとにして、みなさんでおしゃべりします~。
 
■申し込み

 

 

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※肺がん多いですよ~
 
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みなさん こんにちは。

 

連絡遅くなりましたが肺がんBOOK vol.3 発刊いたしました

全国のがん拠点病院に配布しています

 

病院に置いていないという方はこちら

 

http://lung-onestep.jp/vol.3.pdf

 

HPでも公開しています。そちらをどうぞ。

 

 

さて、来年の肺がんBOOKも作成に取り掛かろうとしています

タイミングよく、アンケートに答えると

その謝礼(3000円分のアマゾンギフト)がワンステップに寄付できることになりました

こちらです。それを制作費に充てます。

https://oncolo.jp/reserch/20181213h01

 

 

お名前のあとに

を記入してください

これが寄附OKの印です

 

名前の公開もOKのかたは

〇〇

と2つ記入してください

 

 

対象は

・非小細胞肺がんと診断を受けている方
・現在、薬物治療中の方、または薬物治療を終えて1年以内の方

 

Vol.3も同様のアンケートで皆さんに助けていただきました

今回も是非、よろしくお願いいたします。

 

 
 
 
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みなさん こんにちは。

 

11月29日から12月1日まで、東京で日本肺癌学会が開催されました。

何回かに分けて、そのレポートを出していきます

 

まずは、光免疫療法についてです。

日本肺癌学会で、アメリカ国立衛生研究所(NIH)の小林久隆先生を招き、講演がありました。

その模様をSさんがレポートしてくれています

大きな会場で行われたのですが、それほど人は入っていなかったようです

患者の期待は高いですが、医療者の期待は異なると言うことでしょうか

とにもかくにも、Sさんの渾身のレポート、ぜひ、読んでくださいませ。(全2回)

 

 

 

 

【はじめに】

 

医学的には素人である筆者が、走り書きのメモと記憶を頼りに、わからないことはネット等で検索したりしながらまとめたレポートであり、細かい表現・言い回し等は、実際のご発言とは違う場合もあります。

また、筆者の聞き間違いや勘違い、知識不足のせいで、医学的に誤った記述が含まれている可能性もある事をご理解いただきますようお願いいたします。

 

 

 

【基本コンセプト】

 

正式名称は「がんの近赤外光線免疫療法」(Near infrared photoimmunotherapy for cancers)。

 

現在のがんの三大治療の目的は、がん細胞を減らすことであり、手術・放射線・化学療法のどれも、がん細胞に直接作用する。

しかし、手術でもがん細胞のみを切り取ることはできず、がん細胞周辺の正常細胞はもちろん、リンパ節を取れば、その部分のリンパ球を含めた免疫にも影響が及ぶ。

放射線治療では、照射された範囲にいた免疫細胞は全て死んでしまう。

化学療法も白血球、リンパ球へのダメージがある。

三大治療ではがん細胞は減っても、免疫細胞へのダメージもある。

免疫チェックポイント阻害剤やCAR-T療法などは、全てリンパ球を助ける治療法で、

がん細胞に直接作用するものではないため、リンパ球に対してうまく働かなければ、がん細胞は少しも減らない。

これらを克服するために、がん細胞を減らすと同時に、免疫細胞の質と量を上げることが、この治療の基本コンセプトである。

 

 

 

【がん細胞だけをを減らし、免疫を活性化する】

 

ある特定の波長の近赤外線光に反応する性質を持つIR700という化学物質と、がん細胞の細胞膜にくっつく抗体に結合させた薬剤を使用する。この薬剤単体では何の薬効もなく無害である。近赤外線光もまた、単体では人体に対してほとんど何の効果もない。

この薬剤を点滴で投与し、がん細胞の細胞膜にくっついた状態で近赤外線を照射した時のみ、薬剤が光に反応して、がん細胞の細胞膜を破壊するというメカニズムである。

これによってがん細胞だけを狙いうちでき、また、光を当てる範囲を変えることによって、効果が及ぶ範囲をコントロールすることもできるので、非常に安全な治療法である。

 

 

細胞膜にくっついた抗体に光を当てると、IR700が光に反応して抗体が高く盛り上がるように変形して、細胞膜を引っ張り、空いた隙間から細胞内に水が流れ込み、細胞膜が風船のように膨らんだ後、破裂して細胞が壊れる。

この反応はわずか数十秒から数分という短い時間で起こる。このような短時間での変化は、生物学的変化ではありえず、物理的に細胞が壊れているという事がわかる。

 

 

ある腫瘍を2か所に埋め込んだマウスの、一方の腫瘍には光を当て、もう一方にはアルミで覆って光が当たらないようにしたところ、5匹中2匹はわずか1回の治療で腫瘍がなくなり、同じ腫瘍を再度植え付けても、既に免疫ができており腫瘍は育たなかった。

 

 

がん細胞の細胞膜が物理的に壊れることによって、細胞内の分子やDNAがきれいなまま細胞外に出てくるので、免疫細胞が認識しやすいと考えられる。

 

 

現在EGFRをターゲットとした抗体を用いて、頭頚部扁平上皮癌で臨床応用を進めている。

 

 

ある患者の例。この薬を点滴投与した翌日に、喉の奥の腫瘍に近赤外線を照射。大きな腫瘍は光ファイバーを通し、腫瘍内部に照射する。

照射してすぐに腫瘍が白く変色し、溶けていくように腫瘍細胞が壊れいていく。周りの正常組織への影響はほとんど見られず、翌日以降、腫瘍はポロポロ落ちてなくなっていった。

 

 

別の患者の例。治療後1か月で腫瘍がだんだんはがれていき、3か月後には腫瘍があった場所の皮膚が再生してきて、毛も生えてきた。腫瘍のみを叩いて正常細胞には影響を与えなかったためだと考えられる。

 

 

1相治験(ESMO2017で発表)。頭頚部扁平上皮癌、術後化学療法の後再発、薬物治療や免疫チェックポイント阻害剤などを行ってきた患者が対象。

3CRComplete Response:完全奏功)、3名以上が1年以上生存。

 

 

2相治験(ASCO2018で発表)。CTで測った腫瘍サイズで評価。CRPRPartial Response:部分奏功)で半分。CRPRSDStable Disease:安定)で82%。

免疫チェックポイント阻害剤の使用経験がある患者群でも、CRPRの患者もいた上、SDを含めると90%以上に効果があった。

ただし、腫瘍の跡がCT画像上は残っている場合があり、PRの判定であったが、再発していないため、腫瘍はなくなったと思われる例もあった。

 

 

2相試験の結果により、FDA(アメリカ食品医薬品局)からファーストトラック(優先承認審査制度)指定を受けた。

 

 

アスピリアン・セラピューティクス社の三木谷氏から167億円の資金を得て、間もなく国際第3相試験が始まる。

 

 

 

 

次回は肺がんについて言及します。すぐにアップします。

 

 

 
 
 
 
 
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なすのよいちさんの記事です

 

私もヘルプマーク付けています

電車やバスで譲っていただいたことあります。

大変ありがたいです。

「赤十字のマークなの?」と聞かれることもあったなあ。

これは内部障害のマークなんですよ、と説明しました。

付ける人は、広める役割も負っているのだと思った次第です。

誰もが住みやすい世の中になるといいです。

 


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みなさん、こんにちは。
 
ワンステップのおしゃべり会、日程、発表できる段階に来ました~
みなさま、ぜひ来てくださいませ
 
 
まずは東京!五反田です
今回の参加資格は、患者と家族のみです。
 
 
 
 
■申し込み(※会場に直接来る場合)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdnwF6PrpCD56Xg4ypKju-Qh1AKpRPiMgn1yRmdMN8nYwyx0g/viewform

 

 

 ■申し込み(※WEBで参加する場合)

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※WEBでの参加はテレビ電話システムを使用します。直接参加する場合と同じく、名前の入力が必要です。みなさんが、WEBを使って、おしゃべり会に参加するという形になります。(いわゆるWEBセミナーのような、一方通行ではありません。)もちろん、参加した方のみの限定です。

 
 
 
 
 
続いて大阪です~ 
(大阪は直接参加のみです。WEBはありません)
 
 
 
 
 
大阪は特にゲストは呼んでいません。
申込フォームに、困りごとや、みんなどうしているの?と思うこと、書く欄を設けました。それをもとにして、みなさんでおしゃべりします~。
 
 
 
■申し込み
 
 
 

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みなさま~
 
肺がんBOOK出ました~10月初めには、がん拠点病院に並んでいます。。。ぜひ手に取ってくださいませ。連絡遅くなってすみません
 
 
 
いのちの落語家・樋口強さん(65)
“生きるはずのないがん”に出会った落語家の「笑いのちから」(2)
 
 

前回より引き続き、「いのちの落語家」である樋口強さんのインタビュー。
抗がん剤の副作用で、「感覚がなくなる」という事態に陥ったことからの「リハビリのためじゃないリハビリ」、そして「会社でがん患者を雇うべき理由」などをうかがいました。
 
 
 
 

●「ありがとう」と言われるリハビリ
 
 
 
―そのほか、治療で特に大変だったことは何ですか。
 
 
 
私は治療で、大量の抗がん剤投与を行なったために、「全身の感覚がなくなる」という副作用が出てしまいました。脊髄の奥深くで神経が切れてしまい、20年以上経った現在も、後遺症として残っています。
 
通常、人間が行動する時には、運動神経と感覚神経が同時に働きます。「動く」ということと「触れたものの状態を感じる」という神経です。

私は感覚神経がなくなってしまったので、例えば、コップを持ったとしてもそれが熱いのか、冷たいのか、重いのか、軽いのかなどが分かりません。コップが割れた破片で手が切れても、「痛い!」となるのではなく、血が出ているのを見て切れたことが分かるという状態です。足の裏も感覚がないため、人の足を踏んでも分かりません。
 
 
 
―現在は普通に暮らせているようにお見受けしますが、リハビリの効果でしょうか。
 
 
最初は、お箸やペンを持つことなどもできませんでした。
病院では同様の症状の患者を診たことがなく、どうリハビリをしたらいいか分からなかったんです。それでも一生懸命に考えてくれて、「器に入れた大豆を、箸で隣の器に移し替える」というリハビリを行いました。
 
何度も失敗をしながら、だんだんとできるようになっていく。
そうすると、リハビリの先生はとても褒めてくれるんですよ。「さすが! その調子!」と。
そして全部移し替えたところで、「じゃあ、もう一度同じ器に戻しましょう」と、こう言うんですね。
それって、どう思います? 私は、「戻すなら最初からやんなきゃいいじゃない」と思ってしまいました(笑)。
 
先生もがんばってくれていて、もちろんそれはとてもありがたいしリハビリは大事なことではあるのですが、これまで生産性や合理性などを考えながらバリバリ仕事をしてきた人間としては、「“機能を回復させるためだけ”のリハビリ」には、何も生まれるものを感じられないと思いました。
というのも、当時の私は、43歳。人間として一番充実してきている時期です。そんな時にがんになり、人生がピタッと止まってしまいました。この若さで、一人でご飯も食べられず、風呂にも入れず、働くこともできなくなってしまった。生きているとは言えないと思いました。
 
「悔しい!」
「仕事がしたい!」
そんな時、家内がこんなことを言いました。
「茶碗を洗ってみなさい」と。
「仕事に行きたいのでしょう。だったら、時間がかかってもいいから普通のことが普通にできるようになるまでやってみなさい」と言いました。
 
当時はまだ、仕事のレポートを鉛筆で書いていた時代。手が動かなければ仕事はできません。だから、まずは茶碗を洗えるようになろうということで、自宅での独自のリハビリを始めました。
 
 
 
―なかなか大変だったのではないですか?
 
 
 
最初は、時間はかかるし、床に水はこぼすし、食器を割って手を切ることもありました。家内がやった方が、当然早い。だけど、半年くらい続けていたら、やっと洗い方が分かってきたんです。当たり前のことが当たり前にできるようになるまでに、それだけの時間がかかりました。
 
 
 
―快挙ですね!
 
 
 
「やれやれ」と思ったら、今度は家内が「洗濯物をたため」と(笑)。
柔らかいものをたたむのは、洗い物よりも難易度が高いんです。でも、どちらもできるようになりました。感覚は依然としてないままだけれど、今でも毎日行なっています。
―家事の中でのリハビリが、そのほかのリハビリと違う点はどういったところでしょうか。
それはやはり、“毎日の家事=生産性ある仕事”としてできる点です。それに、家内に「ありがとう」と言ってもらえる。“リハビリのためのリハビリ”ではなく、「自分も家事に参加しているんだ。役に立っているんだ」と実感できるんです。気持ちのうえでまるで違いますね。
 
 
 
 
―ご家族も、できないことをやってあげてしまうのではなく、できるようになるためにはどうすればいいかを一緒に考えて、サポートする。時間はかかるかもしれないけれど、見守って支える。そういったことも大事ですね。
 
 
 
家族は、患者が後遺症で辛い時など、「休ませてあげたい」という情もあると思います。それもすごく分かります。しかし、「家族の人生を背負って生きる」という覚悟ができたら、ものすごく強いんです。家内はそういった覚悟で支えてくれたため、私は1年で職場復帰できたのだと思います。
 
 
 
 
―ここで、奥様にも質問です。家事のリハビリを勧めた時、厳しいことを言っているという気持ちはありましたか?
 
 
 
夫は社会復帰したいという思いがあったので、「これをクリアしたら、行けるんじゃない?」という気持ちでした。ですので、特に鬼嫁のような感覚ではありませんでしたね(笑)。体って、使わなければだんだん固まってきて、動けなくなってしまいます。日常の中で毎日続けていくこと、それで生活の役に立つことをしたらいいのではと思いました。
 
 
 

●当たり前のことが、当たり前にできる幸せーーがん患者は、社会における「金の卵」
 
 
 
 
―樋口さんは、「がん患者の就労」についても、ご自身の落語のテーマにされていますね。
 
 
 
私は、がんになって仕事ができなくなって、初めて仕事のありがたみを知りました。失って初めて、仕事が普通にできることの喜びを知るわけです。
人は、働くことによって、社会との接点が生まれます。接点を見出すことによって、生きていることを実感できる。当たり前のことができなくなって、それがすごく輝いて見えるようになりました。
がんを経験した人は、「仕事に行ってきます」「ただいま」と言えることや、社会に貢献してきた対価として給料をもらうことを喜びであると知った人たちです。そんな経験をした人たちは、ほかの人の何倍もの労働意欲にわいています。
 
 
例えば通院のために早く帰らなければならない、休まなければならないという日もあるかもしれない。その点は会社に理解してもらう必要があります。でも同時に、患者本人は「あの人はがんだから」と言われずに早く帰るために、仕事がすごく早くなっていく。すると、周りにもいい影響を与えていくようになると思うんです。
 
現在、政府が、がん患者の就労について、制度を整えています。それは大事ではありますが、「義務として雇う」「がん患者さんを救ってあげる」というのではなく、「この人たちを見習いなさい」という位置で置くといいと思います。会社の中核にすえるべきですね。
彼らは“金の卵”なんです。
こんなすごい人材は、それこそ探してでも雇うべきだと、私は思います。
 
 
 
 
―がんになった人は、「失う」という経験をしたからこそ、仕事の本当の価値を知っている人たち。確かに、とても貴重な人材と言えますね!
 
 
 

●家族の人生
 
 
 
 
―奥様は、60代になってから起業をされたということですが。
 
 
家内は、がんになった私を支えるために勤めていた会社を辞めてしまいました。しかしもう、私一人で外に行けるようにもなったし、「自分のやりたいことを始めよう」ということで、資格を取って起業しました。
それが、家内の“社会との接点”だと思います。家族も、患者を支えるだけでなく自分の生き方を見つめていく。そのひとつのパターンかなと思っています。私もずっと面倒を見てもらっていましたし、応援していきたいですね。
 
 
 

●がんと向き合っているみなさんへ
 
 
 
―最後に、がんと向き合っている人たちへ、一言お願いします。
 
 
「がんになる人の特徴」って3つあるんです。これは落語の中でお話していることなんですが。
一つ目は、「優しい人」。二つ目は「きれいな人」。三つ目は「仕事ができる賢い人」。特に二つ目は、みんなうなずきます。だれも反論しませんね(笑)。
逆に、がんになりたくなければ、この3つから離れていけばいい。
「私は優しくない人になります」「ブスな人を目指します」「頭が悪い人を目指します」
……よく考えてみませんか。それで人生楽しいですか(笑)。
がんになったらなったで、いいじゃないですか。拒絶していたって、来るものは来るのだから、それは一緒に乗り越えていきましょうよ、と私は思います。
 
 
けれど、一度がんに出会ったら、私たちはそれを忘れることはありません。治療が終わったとしても、いつも再発や転移の不安を抱えていると思います。
でも、それを思い出さないようにすることはできます。その方法とは、「楽しいことをする」ということ。別にお金をかけることじゃなくていいと思うんです。「自分がよかったなあ」と思えることなら、何でもいい。昼から家のお風呂に浸かってみるとかね。とにかく自分が笑顔になれることをする。
楽しい気持ちの時は、がんのことは忘れていますから。「そういえば、忘れてたね」と。そうすることによって、少しずつ自分の顔が変わっていきます。笑顔になっていく。そしてそれが、その人の人生そのものになっていくような気がしますね。
 
 
 
―今回は、気付けば心がホッとしているような、そんなお話をうかがいました。本日は、ありがとうございました!
 
 
 
インタビュアー:長谷川 一男
文・写真:木口 マリ
 
 
●プロフィール:
樋口 強(ひぐち つよし)
いのちの落語家・作家
1952年、兵庫県出身。企業人として活躍していた43歳の時に悪性度の高い肺がんに出会う。現在も抗がん剤の後遺症に対するリハビリを続けながら、年に一度、がんの仲間と家族を招待して「いのちの落語独演会」(東京・深川)を開催。全国で大きな反響を呼び、2011年には、社会に感動を与えた市民に贈られる「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。『いのちの落語』(文藝春秋)、『津波もがんも笑いで越えて』(東京新聞)など著書多数。「がんと就労」に関する新著出版(2019年を予定)に向け、現在執筆中。
 
 
 
 

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何かいろいろ聞くけどよくわからない・・・・
放射線治療ってそもそもどういうもの?
手術って・・・?
 
という方のための情報満載です
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「知ることは力」
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テーマ:
みなさま~
 
一年に一度出る肺がんBOOK出ました~10月初めには、がん拠点病院に並んでいました。。。
すみません。連絡遅くなりました。
 
今日は、その中から
 
いのちの落語家・樋口強さん(65)
“生きるはずのないがん”に出会った落語家の「笑いのちから」(1)
 
をお送りします。
 
 
 
 

「笑ってみると、すごく大変だと思っていたことが小さく思えた」――。
 
 
 

 43歳の若さで、“3年生存率5%”という厳しい現実に向き合うこととなった樋口強さん。過酷な治療の中で、ふと心に浮かんだのは「笑いは最高の抗がん剤」という言葉でした。がんの体験から、どのようにしてそのような思いが生まれたのでしょうか。

「生きたいという思い」「失って気付く当たり前に働ける幸せ」「リハビリのためじゃないリハビリ」。そして、「会社が、がん患者を雇うべき理由」とは!? 「読めばきっと笑顔になる」そんなインタビューです。
 
 

●43歳で、悪性度の高い「小細胞肺がん」に
 
 
 
―がんが見つかった時のことを教えてください。
 
 
私が肺がんになったのは、平成8年(1996)。今から22年前、43歳の時でした。その時は会社員で、毎年、会社の人間ドックを受けていたのですが、前年にはなかったこぶし大のものが肺に写っていました。自分で見ても深刻なものだということが分かりました。
 
 
―22年前だと、情報を得ることが難しかったのではないでしょうか。
 
 
当時はまだインターネットがなく、現在のように自分ですぐに情報を得られる時代ではありませんでした。大学病院で2週間の検査入院をすることになり、その間に研修医の先生が辞書となって、肺がんについていろいろと教えてくれたんです。

研修医さんにとっても、私は“生きたサンプル”のようなもの(笑)。夜になると私のところへやってきて、一緒に勉強していました。肺がんにはたくさんの種類があり、それによって治療法が違うことや、生存率が変わってくることも教わりました。
 
多分、私の肺がんは、扁平上皮がんという種類だろうと予想していました。当時も肺がんの治療は進んできていて、「がんは治る時代」と思っていました。だったら早く治して仕事に戻りたい、と。
 
 
―実際は、そういう訳にいかなかったと……。
 
 
検査結果が出て「肺がんです」と言われ、「分かってますから、早く治療をしてください」と返しました。しかし医師は、「ちょっと待ってください」と言うんです。「樋口さんの肺がんは、小細胞がんという種類です」とのことでした。
 
 
―小細胞がんは、進行が早く、悪性度の高いものですね。
 
 
研修医さんから小細胞がんについて聞いていて、私はそれではないと思っていました。「うわ〜、大変なところに入り込んでしまった」と、これは大きなショックでした。
 
 
 

●「3年生存率5%」――この先、生きて何がしたいのか
 
 
 
 
―どのような治療を行うことになったのでしょうか。
 
術前の抗がん剤治療、手術、術後の抗がん剤治療という流れでした。
術前の抗がん剤がよく効いて、がんはとても小さくなりました。それから手術を行い、続いて、まだ体に散らばっているがんを、できるだけたくさんの抗がん剤を使って追いかけよう、ということになりました。
 
しかし、術後にとても体力が落ちてしまったために、内科の医師は術後投与に反対しました。「今の体の状態では、抗がん剤自体にやられてしまう」と。
「このがんは、ほとんどの場合で再発します。その時にこの薬を使いましょう。今使ったら、耐性ができて、再発の時に使えなくなってしまう」とのことでした。
 
 
 
―それでも術後抗がん剤治療を受けようと思った背景には、どのような思いがあったのでしょうか。
 
 
その時の私のがんの状態では、3年生存率が5%程度。それを命の座標軸の中心に置いてみたら、細い道に立っている自分の姿が見えました。ちょっとでもよろけたら、暗くて深い溝に落ちてしまう。まっすぐ行っても、その先には命の明かりは見えない……。
その中で、「自分はこの先、生きて何がしたいのだろう」と考えました。

これまでの私は、仕事が中心の毎日でした。それは楽しかったし、間違っていたとは思いません。だけど、今、どうしたいのかと考えた時に「やっぱり、家に帰りたい」と思ったんです。
「家があって、初めて自分の人生がある」「生きよう、生きたい」と思いました。
「そう思っている以上、がんに対して背中を見せるわけにはいかない。背中を見せたら、きっと捕まってしまう」
背中を見せるとは、逃げるということです。「家族と一緒に生きていくためには、中央突破をしよう。そのためには、抗がん剤しかない」と思いました。
 
 
 
―再発時の治療に対する不安はありませんでしたか。
 
 
もし、再発した時にこの薬が使えないのなら、それはそれでいいと思いました。自分でやろうと思ったことをやったなら、それでいい、と。家内とも相談して、その道で行くことに決めました。
 
 
 
 
●朦朧とした意識の中で見つけた“笑い”のちから
 
 
 
 
―「笑いは最高の抗がん剤」という言葉が生まれたのには、どんなきっかけがあったのでしょうか。
 
抗がん剤の副作用で苦しんでいるさなかに、この言葉が浮かびました。
副作用は薬を使えば使うほどひどくなって、睡眠剤を使っても眠れず、食べることもできない。それが何日も続いていました。
 
そんなある日、意識が朦朧(もうろう)とする中で、自分が落語をしている姿が見えたんです。かつて上野にあった、本牧亭での高座でした。
 
「面白い落語だなあ、輝いてるなあ、のってるなあ、絶頂なんだなあ!」と思いました。その時、がんになってから初めて笑ったんです。
笑って、ふと我に返りました。
真っ暗な夜の病室で、急に気持ちが軽くなった。ストーンと楽になったんです。「すごく大変だ」と思っていたことが、小さく思えました。
「あ、これだよ! これが、自分の気持ちを元気にしてくれる。笑うことで、張り詰めていたものが解けていくんだ!」
 
その時にフッと浮かんだのが「笑いは最高の抗がん剤」という言葉でした。
 
そして、今までも自分には落語があったのに、その使い方を知らなかったと気付きました。上手くなろう、人を笑わせよう、ということが目的になっていて、「自分がこれで輝こう」と思っていなかった。落語に後押ししてもらえたら、気持ちが楽になれると思いました。
 
 
 
―お話をうかがって、心が爽やかになってきたところですが、まだまだ、樋口さんのがん治療からの日々は続きます。「『ありがとう』と言われるリハビリ」、そして、「会社でがん患者を雇うべき理由」などなど! 読むだけで、きっと、元気が出ます。つづく。
 
 
 
 
 
 
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テーマ:
みなさん こんにちは
 
先週の14日に行われたALKセミナーの動画公開です
動画公開のご要望強く、オンコロさん頑張って、本日公開に至りました
偶然にもローブレナ(ロルラチニブ)も発売開始です
 
ALKの方、自分の治療の指針になると思います
ご覧になってくださいませ

※なお、Q&Aコーナーは動画公開する予定はないです。
後日、文章として、編集し、まとめたものを公開します。
 

 

 

ALKだけの話ではないですが・・・・

参考にこちらも。

 

ガイドラインはそもそもどんなふうに作られるのか?

 
ジャパンキャンサーフォーラムの1コマを使って、模擬ガイドライン委員会を開催しました。ガイドライン委員会でやっていることそのものを、そのまま持ってきました。ご興味ある方、ぜひ見てほしいです。
 
※90分あります笑 ALKの人に見てほしいのは44分10秒くらいからかな。興味出てきたら、最初から見てください。基本は全員に見てほしいと思っています。
 
 
 
 

 

 

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