学芸員実習の志望書作成 | 若の生活

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Yahoo!ブログより引っ越しをしてきました。

若…2002年生まれ、1歳7か月で自閉症確定診断。「若」の由来は、某ド田舎本家で舅が「時代が違えばこの子は『若様』じゃ! お前たち(親族の子どもたち)とは扱いが違うことを自覚するように」とブチかましたことによる。

2023/9/24の日記

 

若が「お願いだから手伝って」と泣きついて来た。

4回生の夏に、「博物館実習」があるのだけれど、 

大学側が提示する8博物館の中から、まず5館チョイスする(希望が通るのは成績の良い順)。 

さらに「自力発掘」(内諾交渉は大学がするので候補だけ挙げる)で3館。 

自力発掘は、 

 

「文化庁 博物館総合サイト」 に掲載されている「登録博物館」または「指定施設」に限る 

(※このサイト、色んな博物館のサイトに飛べて楽しい。行ってみたい博物館が増えた…) 

 

ところが「実習実施なし」が多いこと多いこと…(コレは大学からココの博物館は実習受け入れてないよ、とプリントが配られる)。 

さらに大学側からの指定で「他大学の博物館は不可」だったりで、もう、ホントーに数が限られてくる。 

人気博物館は大半が「不可」だもんなあ~(鉄道博物館もダメでしたw) 

というわけで、なんとか頑張って3館挙げる。 

で、この3館分の博物館の概要、常設展の有無、特別展の有無(直近1年分の特別展の実績を記入)、所在地と自分チからの交通経路(自分チからではない場合、下宿なのか宿泊なのかとか)、 

そして「この博物館で実習したい志望動機」………3館分。 

 

さらに難関だったのが、

「実習志望書」 

・博物館学芸員資格取得の動機…「資格取得のため」は不可。 

1000文字くらい書かにゃならん 

母ちゃんともども「1個くらい資格取っとけ」ってな軽い動機だったもんで、コレは困ったw 

・博物館学実習で、何を学びたいか、

具体的に2000文字くらい書かにゃならん……

えぇ、何を学びたいかって…えぇと~(汗) 

 

というわけで、本日、朝から文章ひねり出し作業開始! 

若が高3夏休みに書いた「大学進学のためのワーク(志望書になる)」(1冊)を8時間がかりで作成した悪夢再びか…… 

と親子でゲンナリしていたら… 

さすがに文系学部で3年間、鬼のレポートをこなしにこなしまくっていた若、語彙力と表現力が増えていた!(成長ですねえ、慣れってスゴイですねえ) 

私がアイデアになりそうな単語をいくつか発すると 

「えぇと、ああそれは、俺的にはこういう風に考えるから…」 

とアレコレと思いを表出。 

それを私がダーッとWordに打ち込んで、若と二人であーでもない、こーでもないと推敲。 

 

なんとっ! 2時間半で終了! 

 

若と二人で「おおおおぉ、夕方までかかるかと思ったけど、優秀~!」とハイタッチ! とは言え、 

もっともらしいことを書いてあるけれど……「内容、薄っ!」と若と二人で大爆笑。 

まあねえ、そこは「1個くらい資格取っとくかあ」なんて動機だから、ガチで「学芸員になりたいっ!」って学生さんから見たら、内容が薄いのは…仕方ない……よね?(とイイワケ) 

 

ひとまず、お疲れ様で、近江ほうじ茶シューをいただきました。 

それにしても「自分の考え」や「自分の思い」を言語化し表出することが、超絶苦手で、大学入学まで作文やレポート関連絶望だった若、ほんとうに爆発的に成長していたのが、ホントに驚き。