今日は全国的に最低気温を更新したそうですが、本当に寒いですね。

さて文殊堂を離れ、再び岩場へと向かいました。
目前には滑落現場と書かれた木札が置かれています。
ここで落ちて死んだら無謀な私らしいかな、などと思ってしまいます。

消化器外科医の日記

次の地蔵堂は文殊堂と似た構造でやはり回廊を周回し、鐘楼堂では鐘を撞いてきました。
そして馬の背、牛の背と呼ばれる細い道を渡って行きます。

消化器外科医の日記

いよいよ観音堂が見えてきました。
ここでは裏側の岩の中へと入って、先に進んで行きます。

消化器外科医の日記

そして山をぐるっと回り込むと眼前に見えました。
国宝投入堂です。
断崖絶壁にできたくぼみに、あたかも投げ入れられたかのように建てられているため、このように呼ばれます。
修行の道の末に現れた、その信じられない姿に感動しました。

消化器外科医の日記

十分堪能した後、下山をしたのですが、登山中には気づかなかった少し楽な下山の道があり、割と安全に下ってきました。
そして車に乗って、最後に投入堂の遥拝所に行きました。
投入堂への修行の道は人を選びますので、誰でも拝観出来るように麓の遥拝所に望遠鏡が備え付けられています。
上の写真では何処にあるのか分かりにくいと思いますが、望遠で見るとこのように望めます。
ああ、あんなところまで死ぬ思いをして登ったんだなと、皆で感慨に耽っていました。

消化器外科医の日記

消化器外科医の日記

(おわり)
今日も寒かったですね。
明日は仕事始めですが、皆様健康状態は大丈夫でしょうか。

最初の目的地である文殊堂が見えてきました。
ただこれは断崖絶壁に作られていますので、このように横の岩場を鎖につかまりながら登らなければなりません。
修行、修行。

消化器外科医の日記

文殊堂の周りは幅1 mもない回廊で囲まれており、回廊の下は絶壁となっています。
落ちれば命は無いでしょう。
しかも回廊は少し外側に向かって傾いていますので、これを渡っていくと当然ながらこういう体勢になります。

消化器外科医の日記

ただ慣れというのは恐ろしいもので、1周すると怖さが減少し、2周目にはこんなことも出来るようになりました。

消化器外科医の日記

(つづく)
今日も良い天気でしたね。
初詣は近くの神社で済ませ、街に出て福袋なるものを見てきましたが、見るだけで終わりました。
その代わり、20%オフフェア中のBOOKOFFを3軒まわって買い込んできました。
当分マンガには困りません。

さあ、修行の開始です。
最初にまず修験道の開祖、役行者の石像です。
頑張るぞ。

消化器外科医の日記

続いて山道を登り始めましたが、この時点で既にかなりの傾斜があり、息が上がってきます。

消化器外科医の日記

いよいよこの先が本番です。
山肌を張り出した木の根に手足をかけて登って行きます。
お堂の右側の山を、人々が登って行くのが分かりますでしょうか。

消化器外科医の日記

そしてもっと大変だったのは、その先の木の根も無い岩肌を、手掛かり足掛かりを探しながら登って行くところです。
滑って転げ落ちそうで、正直登れないのではと思いましたが、人間必死になると何とかなるものです。

消化器外科医の日記

(つづく)