今回のイベントはCAPCOMとJR東海のほか、豊橋鉄道、SALAやボンとらやなど多くの地元企業や豊橋市がタッグを組んで、私のようにFinalFantasyをやらない(知らない)者でも楽しめるイベントです。
豊橋駅などスポットにはこのように地図があり、豊橋市中心街を周りながら名物や名所に出会えます。
ココニコに“出現“したジンオウガ
子供未来館ココニコ
2024年4月28日
子供未来館ココニコは豊橋市が運営する体験型複合施設。「子育てプラザ」「体験・発見プラザ」「集いプラザ」と大きく3つに分かれており、大型遊具や体験コーナーが充実している。「子育てプラザ」には0歳児が遊べるスペースがあり、ジャングルジムや大型クッションなど子どもと一緒に遊べる。「体験・発見プラザ」の“まち空間(ドリームタウン)"では、アトリエ(芸術・創造)・サロン(表現交流)・クリニック(健康福祉)・ファクトリー(職人技術)・ラボ(調査研究)のブースを設け80種類以上もの体験セットが用意されて学びながら楽しく遊べる。コレが大人もやってみたくなる程に本格的であり、パズルや切り絵などの気軽に楽しめるものから、回転距離計や金属探知機を使った本格的なものまで遊びながら様々な職業体験が出来ます。
豊橋鉄道モ3702
子供未来館ココニコ
2024年4月28日
そんな中で一際目立つ存在が豊橋鉄道モ3702。
もと名古屋市電BLA型または1200形で昭和初期の名古屋市ですは利用者の増加から徐々に車輌の大型化を図ります。半鋼製単車からへと発展して初の半鋼製車体の低床ボギー電車として1927年と1928年に東洋車輌・日本車輌で計10輌が導入されました。
白熱灯ともるノスタルジックな
モ3702車内
子供未来館ココニコ
2024年4月28日
この車輌の特色は、半鋼製車体の低床ボギー電車であること、写真てはわかりにくいですが扉間に台車を配した床構造で、扉位置を低くして低床化を図っています。
現役当時のモ3702
駅前ー新川(当時)
1989年9月22日
🔵豊橋鉄道モ3700諸元🔵
寸法:12,432 × 2,206 × 4,200(長×幅×高:㎜)
定員 :100.名(座席28名)
自重 :17,00㌧
電動機 :33.6kw × 2基
歯車比 :4.64
最高速度:27.1km/h
製造 :日本車輌製造
製造年 :1927年
白熱灯が照らす車内
昭和初期にはまだ蛍光灯は無く、専ら白熱電灯により車内を明るくしていました。車内天井は白塗りされて明るくなっていますが登場時から戦中戦後はニス塗りでこの写真より名古屋市電時代はもっと暗かったものと思われます。
本物の路面電車が館内に収蔵されているのも驚きですが、実際のコントローラーを用いてのトレインシュミレーターがある点も凄い。
なかなか立ち入ることができない文化財的路面電車に座って将来の路面電車の運転師を目指すコが出てきてくれると嬉しいです。
床の一部はシースルーになっており、貴重な釣り掛け電車の構造について学ぶことが出来ます。
いまから凡そ100年前の電車なだけに、車内各所の工作については非常に手が込んでおり“教材"と云うよりも“工芸品"のようです。
いつまでも親しまれるレトロ電車であり続けて欲しいものです。
今回のイベント訪問地のなかに豊橋市役所(13階展望ロビー)があります。ここは市役所庁舎ながら市内随一の眺望の良さ、豊橋公園に隣接、入場無料でもあり何度かここに来た事があります🐾。
いつもは広いロビースペースにモンスターハンターの世界を堪能出来るコーナーが設けられています。
我が家の女性軍・男性軍は同じフロアでも目的地は👈真っ二つ👉、この1枚の写真でも手前は女性軍、奥を男性軍が見入っていました。
豊橋鉄道モ3100運転台
(コントローラー・圧力計)
豊橋市役所
2024年4月28日
1971年から30余年、製造から70余年活躍した豊橋鉄道モ3100(名古屋市電1400型)。豊橋市電としては雑多な中古車の統合、ワンマン化の推進、晩年には冷房化されて近代化とサービス向上に貢献しました。2005年〜2006年にかけて名鉄岐阜市内線からモ780が転入、イベント兼予備車として残ったモ3102を除き廃車、このクルマも2011年より休車となったまま赤岩口車庫の奥に押し込まれたまま2017年廃車解体されました。
床に無造作に置かれているのは、3100型のベル🔔、つまり『チンチン電車』のチン…の部分です。もっと小さいものかと思いましたが、かなり“ご立派“なチン…です。
どのくらいデカいかは実際に観てみてくださいデカい!