いよいよ3月3日〜24日にかけて“乗合処やまや“は磐田市から浜松市へ移転します。昨年末から物件調査と並行して膨大な数のマニアな品📦📦の荷造り梱包は大詰めを迎えております。
そんな中でも自宅内より幾つか発掘される資料や写真がありました。引越しが目前に迫りいちいち感傷に浸るヒマは無し、また後日ゆっくり見ることにしましょう。不要な服や生活道具はジャンジャン断捨離します。ブルーメタリックのスキーウェア🎿。もう20年は押入れに寝かしてありますねー。処分しようとウェアに手をかけるとなんとポケットに当時のリフトでが出てきました。
御岳ロープウェイスキー場
1日リフト券
(H9.3.8)
いまは子供2人💰がかかるため暫くスキー⛷️スノボ🏂も暫く行っていませんがまだ二十歳そこそこだった当時は月2回程度、浜松から木曽路のスキー場へ行っていました。
この頃はバスや鉄道は二の次、友人とスキーやキャンプ、女の子との飲み会優先にしていました。まだデジカメ普及前だったのであまり撮影が進まず、オマケのように撮影していました。
御岳ロープウェイスキー場へのシャトルバスとして木曽福島駅と結ぶおんたけ交通のエアロミディ。車体に広告が貼られている事でも分かるであろう、この車輌は路線バス。木曽の地酒:七笑の小さな看板を後ろに付けて走るのがおんたけ交通らしくもあります。
おんたけ交通1439
松本22あ1439
U-MS729SA
チャオ御岳スキー場
2004年1月24日
あよく見たらこれは御岳ロープウェイスキー場ではなく、隣のチャオ御岳スキー場でした。
このスキー場も1991年にJR東海と地元自治体の第三セクター方式による企業体:飛騨森林都市企画(株)により1998年に開業しました。
おんたけ交通1439
松本22あ1439
U-MS729SA
チャオ御岳スキー場
2004年1月24日
御嶽山北麓に位置し、岐阜県大野郡高根村(現在の岐阜県高山市)にあったため距離的には飛騨川からも木曽川からも遠く、同じく高根村内の日和田高原のオケジッダスキー場とともに1998年頃はまだ活況を呈していた19号線に近いスキー場(御岳(御岳ロープウェイ)・薮原など)の混雑を避けるべく穴場スキー場としてスキーヤー⛷️・ボーダー🏂が目指しました。
おんたけ交通
チャオ御岳スキー場
松本22あ1230
三菱P-MS725SA
2004年1月24日
おんたけ交通はチャオ御岳スキー場への路線として予てから運行していた濁河線(木曽福島駅ー濁河温泉)を同スキー場へ立ち寄る形で延長していました。御嶽山噴火や木曽地域公共交通機関ネットワーク維持に伴い濁河線はしばらく休止したのち2018年に廃止となりました。
チャオ御岳スキー場
2004年1月24日
チャオ御岳スキー場はJR東海との観光開発であったためJR東海バスによる中京地区からのスキーバスが運行されていたようです。しかし2013年にJR東海が運営から撤退、JRが保有する株式の大半をスキー場・ホテル・ゴルフ場の運営を手がける株式会社マックアースに売却、更に翌2014年には御嶽山噴火に見舞われます。幸いにも被害は無かったものの風評被害やツアーバスの規制強化に伴い年末年始の利用者は半減、通期でも6割に留まりました。
2017年シーズンは休止をアナウンスしたものの後に撤回し営業に漕ぎ着けました。但し2018年1月〜は週末のみ営業となり行き当たりばったりの営業からも末期はかなり混乱した事が伺えます。のちに運営会社が東京都中央区の事業者に渡り夏季営業と冬季営業の再開をアナウンスしたものの施設はそのままに放置に近い状態。
2023年12月、飛騨森林都市開発は国有地の使用許可が下りず、国から原状回復や返還要求が出されている状態なのだそうです。