浜松駅バスターミナル
1988年
バスターミナル自体はあまり変化はありませんが、周辺の建物が大きく変わりました。
改めて見ると、浜松駅周辺は結構空が見えたのだと気付かされました👀。

浜松駅バスターミナルとプレスタワー
1988年
昭和の終わりには浜松駅からはプレスタワーがダイレクトに見えました。
三菱信託銀行や河合楽器の広告のある浜松駅前ビルは外装は変わりましたが建て替えられておらず、三菱信託銀行三菱UFJ信託銀行へ、カワイピアノKAWAI PIANOとなりました。
NECコンピューターの看板の隣には浜松丸井の看板も見えます。
当時、プレスタワーとJR東海道本線の間は開発途中で1988年に遠鉄百貨店が開店しました。

さらに1990年1月に官民複合施設:FORTEが開業しました。1995年にはアクトシティ浜松も完成し浜松駅前の再開発がここに完成したのですラブ

浜松駅前にあったFORTE
(Wikipediaより)
フォルテ(FORTE)浜松市と遠州鉄道が共同出資して設立した第三セクター:浜松都市開発(株)が運営していた複合施設。旧線路部分を約33億円で買収。建物の建設費は約82億円。1990年11月開業。手前側の傾斜したガラス張り部分はアトリウムとなっており"フォルテガーデン"として市民に開放されていた。また、浜松市の市民サービスセンターや浜松市図書館分室、駅前交番などが入居する公共的なゾーンとなっていた。地下2階には810名を収容できるコンサートホールも備えていた。アトリウム奥にあたる西側は地上12階建のオフィスビルとなっており、実際には賃料収入の6割を浜松市分が占めておりこのビルの公共財としての存在意義や収益性に疑問を呈された。また、アトリウム部分の特殊な構造のガラス張りの建物であることから耐震補強工事に多額の費用を要することが明らかになった。市はフォルテの持ち分を遠州鉄道に売却。浜松都市開発株式会社は主要株主が出資金の回収を断念して清算された。遠州鉄道はフォルテを(アトリウム棟、オフィス棟とも)解体して新たに遠鉄百貨店新館として作られて、2011年11月に開業した。

浜松駅バスターミナルとプレスタワー方面
2021年1月7日

1987年と2021年に撮影したこの2枚の写真の間にはFORTEが建って消えてしまったと思うと、まさに"バブルの余韻"の残る建物でしたねショボーン
FORTEのアトリウム部分ガラス張りのドンガラ…『空っぽの空間』屋内広場でしかなく学生が机に座って話していたり、お年寄りがベンチで座っている…非常に生産性の無い空間でした。

今年で遠鉄百貨店新館が完成して10周年となります。一時期はインバウンド需要も取り込みオリンピックで弾みを付けて…との期待はコロナウィルスに押し潰されて、静かに10周年を迎えつつあります。
浜松駅前の風景
1988年
浜松駅前の風景
2021年1月7日
改めて同じような場所(撮影者は職場のチューヤンさんのお父さんなので推定)で撮影すると駅周辺ビルの高層化が目立ちますびっくり浜松名鉄ホテはホテルクラウンパレスとなり、隣には昔と変わらず日通浜松ビルが並んで建つものの、広小路通りを挟み最新の一条タワー(一条工務店建設)のほか3棟のタワーマンションが建っています。

1988年頃の遠鉄バス


富士重工車体の日野車
浜松駅バスターミナル
1988年
遠鉄バス日野車は1960年代から1980年代までは路線・貸切共に富士重工車体架装車を導入していました。ここに並ぶ2輌はともに富士重工車体で左側は日野K-RC301?(浜松22か1061?)と右は日野RC321?(浜松22か・958?)かな?