妻や娘から見た
三岐鉄道保々駅風景えー

普通の乗客では、電車と工場が並ぶなんの変哲もない風景も…


自分や息子から見た
三岐鉄道保々駅風景ラブ
重度の鉄道マニア親子にすれば、の部分にツボなものがあります。カメラを望遠にして見てみましょうグラサン

★1
トラバーサ
トラバーサ (Traverser)、は、重量物を水平方向に平行移動(長尺物を横移動)させるための装置です。鉄道の工場・検査場、車輌基地などで複数線路間を橋桁状の車台に車輌を乗せて横方向へ移動する装置遷車台(せんしゃだい)とも呼ばれています。鉄道以外にはロケット基地ロケットを発射台に移動させる装置等もトラバーサーと呼ばれています。
写真中央のコンクリート敷きの部分が横方向へ移動し車庫内へ車輌を格納します。三岐電車カラーの小屋が操作室で窓がHゴムで固定しており、どこか愛嬌のある顔立ちです。


★2
救援車:ワム229

ワム200型(200〜253)は三岐鉄道所有15㌧積み鋼製有蓋貨車で他社から導入した中古車や無蓋車から改造したもの、国鉄ワム23000型の不合格品を譲り受けたものなど詳細は異なります。
ワム229は1951年日之出車輛製の有蓋貨車ですが台枠には1942年日本車輌製造東京支店の銘板が残っているため台枠以下を流用し車体を新造したものと思われます。扉のリブ(補強)がX字形で妻面通風口が左右二つあったりと国鉄ワム23000やワム21000に似た私有貨車です。
多くの有蓋貨車を有していたのは袋詰セメント輸送等に使用されましたが、その後車扱廃止に伴い1986年にはワム200形は全車引退しますが、ワム229は脱線時などに出動する救援車として引き続き運用されています。

🔵ワム229   諸元一覧🔵


型式                       ワム200

製造年月                1951年

車輌製作                日之出車輛

寸法(長×幅×高)      7850×2742×3740(㎜)

ホイルベース          3,900㎜

車輌重量                 9,500kg

積載量                   15,000kg


★3西武鉄道
(赤電カラー)
三岐鉄道三岐線
801系803Fクハ1804ほか3輌編成
保々車両区
2019年5月20日

三岐鉄道では2019年4月からより801系803F(クモハ803+モハ804+クハ1804)が西武鉄道時代の旧塗装:(通称:赤電塗装)で営業運転を開始しました。これは800系805Fが西武時代のイエロー塗装に戻したのと同じく,2021年に三岐鉄道開業90周年を迎えるにあたってのプレイベントとして再現されて当分の間は三岐鉄道では三岐鉄道カラー黄電カラー赤電カラーのメモリアルカラーでの活躍が見られますラブ



三岐鉄道三岐線
801系803Fクハ1804ほか3輌編成
保々車両区
2019年5月20日