隣に停まっているバス。非常に綺麗で落ち着いたデザインが目を引きます。
内宮
2019年1月13日
『少人数、本物志向、贅沢な大人の旅』として、大型車輌ながら定員17〜21名に抑え、座席前に特別仕様となる木製の荷物置きも設置した特別シートを装備しています。内装においては、木材を多用し温かみを感じていただきながら、座席シートはベージュのレザーを全面貼りとしており、ラグジュアリーな雰囲気を演出しています。
ロイヤルクルーザー"四季の華"は、初代「風号」が2007年にデビュー。4列シートながら当時はまだ座席数を限定した豪華な観光バスがほとんどなく、名阪近鉄バスの"雅""浪漫"程度でした。
一足先行くワンランク上の上質な旅を提供し人気を博し、近畿日本鉄道(鉄道線)にはロイヤルクルーザーに同調した専用車も用意されました。
三越百貨店が高所得層をターゲットに投入したクルーザーバスを契機に豪華観光バスが登場、JR九州のななつ星やJR東日本の四季島などのクルーズトレインとも連動して、高級バス市場に注目が集まっています。
2016年4月に建築家の隈研吾氏が内装デザインを監修した「(新型)海号」(1台、定員:21名)がデビューし、「空号」(2台、定員:21名)も2017年4月に加わりました。
クラブツーリズムHPより
ロイヤルクルーザー四季の華10周年を記念して登場した"碧号"は更にゆとりのある空間の演出に注力、座席数はロイヤルクルーザー四季の華で最少の19席としており、従来は窓の上についていた荷物棚を取り外して座席前にデスク型の木製手荷物置きを置きました。
これにより座席の奥行や上方にゆとりの空間ができ、視界をさえぎることなくワイドな車窓をお楽しみいただけます。手荷物置きの下は空洞となっており、足をゆったり伸ばすことができます。
お客様のお荷物はトランクにも収納可能で、今回初めてトランクに各席専用の棚と、冷蔵庫を設置しました。
2018年7月に中京地区でのサービス提供を開始し、名阪近鉄バスでは専用車を導入し、ダークグリーンと紺色のツートーンにゴールドのラインが入った格調高い外観が目を引きます。
しばらくすると、ロイヤルクルーザーがもう1輌やってきました。
同じ外観でこちらも名阪近鉄かな?と思いましたが、ナンバーをよく見ると…
奈良ナンバーです。
奈良200か1120
日野2RG-RU1ESDA(2018年)
内宮
2019年1月13日
ロイヤルクルーザー '四季の華"のコースは各地より設定があります。近畿日本ツーリストでは、各地のバス会社に専用車を用意して運行しています。奈良交通:奈良貸切営業所配属のクラブツーリズム"碧号"専用車で車内は三列シートで定員は17名です。仕様は名阪近鉄バスと同じです。