この時は東京在住のバスファンの方に小田急バスの狛江・武蔵境・吉祥寺営業所を案内して頂き、短時間ながら効率良い撮影が出来ました。
順不同にはなりますが2001年当時の小田急バスをご案内します。


小田急バス武蔵境営業所
2001年12月4日

2000年6月現在、武蔵境営業所には路線車101輌(いすゞ96・日野2輌・三菱3輌)が配属され、貸切車も10輌あり、合計111輌が活躍していました。


当時の小田急バスは吉祥寺69輌、若林38輌、生田91輌、町田50輌、狛江104輌あり、最大規模の営業所でした。
小田急バスは若林・生田・狛江・町田と鉄道沿線に営業所はありますが自社鉄道線のフィーダー輸送は神奈川県内は小田急グループの神奈川中央交通がほぼ抑えているので小田急バスは東京都/神奈川県境や三鷹〜調布間に路線分布があります。


今や東京都内では絶滅危惧種となった富士重工7E車体がズラリと並び、中には5Eまで居ます。何れもいすゞLVで当時としてはごく普通な光景です。
今ではこれらが全ていすゞERGAに代替されていると思うと20年余りは長い年月だなと感慨に耽ってしまいます。

武蔵境営業所で思わずカメラを向けたのは昔ながらの整備工場とタイヤ作業場。
写真左側に5レーンある整備工場のほかに、小田急箱根湯本駅や東急渋谷駅で見られたような複数のアーチが連なる整備工場があります。
ボンネットバスが現役だった頃から使われているという屋根の低い整備工場は今も現役で使用されているようです。