名古屋市交通局の小型単車が半鋼製車体に作り変えられ、豊橋鉄道へ来てからは柳生橋支線のワンマン化を成し遂げたモ505は1968年2月に廃車となり、現在の場所に移されて来ました。



正面から見てみます。
車番は残り電車時代の名残はありますが廃車となってからもうすぐ半世紀、流石にボロボロです。



側面の窓は住宅用のアルミサッシがはめられています。




現役当時は二段上昇式だったのでバスマニア視点で言えば『路線バス窓』から『観光バス窓』にも見れます(笑)。1970年代より鉄道車輌のアルミサッシ化が進んだので木製の窓枠であった事の生き証人でもあったのです。




⚫︎昔の路線バスによく見られた二段上昇式の窓。





⚫︎昔の観光バスの窓によく見られた横引き式の窓。
メトロ窓とも言っていた。


ここに置かれたものは離れ屋として使用したのか建物側の妻面には大きな扉か開けてあります。




名古屋市交通局LSA型改造の小型単車(153~204)のうちもと204号車の後身である豊橋鉄道505号車のほか、名古屋市内のど真ん中にある上前津東公園に置かれている名古屋市交通局の路面電車の色に塗られた倉庫があります。
その倉庫は豊橋鉄道505号車のもと同僚のLSA型改造の179号車です。
写真は用意できませんでしたが車体裾のカーブは残されています。