フットサルチームを作ろう。チームfreedomが生まれるまで。 | 日本一freedomな美容師の語りBAR

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日本一自由な幼少時代を過ごし、少々funkyなサロンを営む事5年。
今日までのアドベンチャーライフを綴ると共に、YouTube上に存在するユーチューBAR「語りBAR freedom」ではオーナー自ら語っております。

オープンして2ヶ月

 

少しづつ少しづつお客さんにもお店の存在が認知され始め出して。

 

なんせ外観はまるで美容室っぽくないもんで。

 

通る人がカフェや喫茶店と間違えて「コーヒーある?」なんて言いながら入ってきたり。

 

「んー、コーヒは無いけどコーラならあるよ」とか言って一緒に飲んだり。

 

ある意味、それも狙いの一つ。

 

そんな具合の日々だった。

きっかけ

どうしたらお客さんが来てくれるのかを日々考え。

 

何か面白く、楽しくする盛り上げる方法をあれやこれやと案を絞り出している時だった。

 

ちょうどその年、まさにその時期。

 

2014年のブラジルW杯が行われる年。

 

それにあやかりながらお客さんの一言から全ては始まった。

 

サッカーのユニフォームなどがお店に飾ってあるのを見たその人は、「サッカー好きなんですか?」って質問を受け俺は、「そうなんですよ。サッカーとかフットサルとかやりたいんですよねー」。

 

そんな普通の質問から花が咲き、その人は言った。

 

「じゃあ、やりましょうよ!フリーダムのチーム作って。俺も可能な限り人集めますから!」

 

って言ってるその人はサッカーなんてやった事もなく、完全野球バカのくせにそれを言えちゃ

う強心臓の持ち主。

 

でも、その一言が全ての始まりになるんだ。

ご縁

マジで?やる?やるか!!

 

よし、決定!

 

こんな具合で動きしたはいいものの。。

 

一体どうやって人集めんのよ。。

 

フットサルのコートは近くにあったからいいものの、肝心の人が足りん。

 

1チーム5人だから最低でも10人は必要だし。

 

なんて思ってると、これは本当に不思議なんだけどさ。

 

その日から、来る人来る人がサッカー好きだったりとかで。

 

みんな体を動かしたかったりとか、フットサル初心者だけどやってみたいだとか、「旦那がやりたいって言ってるよー」みたいな人たちの声が急に目の前に現れたんだ。

 

そんな人たちに片っ端から声かけて、その日初めて髪切った人にも声かけたりしながら。

 

いざ当日蓋を開けてみたら、集まったのは15人

 

3チームできるぐらいの人が集まってくれたんだよね。

エンジョイ

本当にありがたい限りでさ。

 

毎週土曜日の夜9時から開催して、チーム名も「freedom」に決定。

 

来てくれた人が友達を紹介してくれたりとかでその後は人数もどんどん増えていった。

 

元々楽しむことが目的で始めてるから、ガチでもなく、どっかの大会に出るとかそんなんじゃなくて、男女混合でみんながエンジョイできればいいなって思いで活動していったんだ。

フットサル

次第に周りから「週末のこの時間があるから平日頑張れます!!」「フットサルめっちゃ楽しいっす!」そんな声が聞こえて来て俺も本当に嬉しかったし、マジで楽しかった。

大会

毎週開催して数ヶ月が経った頃。

 

それだけ毎週やってるとチームのメンバーも安定してきてさ。

 

ある時仲間の一人が「ユニフォーム作りましょうよ」って言い始めて背番号とかをみんなで決めて人数分をオリジナルで作成したりとか。

フットサル

そうこうしてる間に、人数もどんどん増えていって。

 

凄い時なんかは4チーム、5チーム分の人が集まって、時間的にあんまり蹴れないみたいな事態になったりとか。

 

そこからはうまくローテーションしたりとかしてみんなでどうにか考えて。

 

その時ぐらいかな。

 

月に一回「freedom杯」っていう大会を主催する事にしたんだ。

 

25人ぐらい集めて5、6チームの総当たり戦。

 

もちろん勝ち点が一番多いチームが優勝なんだけど、それ以外にも個人賞もフルに作って。

 

得点王、アシスト王、MVP、MFP(most freedom player)一番自由なプレーヤー、誰よりも髪型気にしてたで賞顔面ブロック痛い賞、華麗なスライディング大賞、最近彼女出来たで賞、freedomの近くに住んでるで賞などなど。。

 

MVPよりもMFPの方が凄い賞って決めて、自作のトロフィーまで作っちゃってね。

フットサル

フットサル、トロフィー

MFPになった人は次の大会までトロフィーを保持して、次回に返還式をやったりとか。

 

訳のわからない賞を作っては自作で準備したfreedomにまつわる商品を全員にいきわたるようにしてね。

 

フェアになるように店にあるガチャガチャを持ち込んでで商品を決めたりとか。

フットサル、ガチャガチャ

凄い時はディズニーチケットってのもあったね。

 

って言ってもペアでもらえる訳じゃなく、一枚だけどね。。笑

 

しかも男同志。

 

この二人が一緒に行ったかどうかはご想像にお任せします。。笑

フットサル

俺が考えたことに、自発的に協力してくれる仲間たちばっかで本当に助けられた。

 

みんなで作り上げてる感じがたまらなく嬉しかったな。

現在も

うちのお客さんで、テーマパークなんかでよくある被り物を作ってる地元の造形屋さんがいるんだけどね。

 

その人が突然「freedom杯」をやってる途中になんだかよくわからないウサギの格好をして現れてさ。

フットサル、うさぎ

フットサル、うさぎ

蹴るだけ蹴って、止めるだけ止めて去る。

 

みたいなサプライズもあったりで、面白く、嬉しく、楽しかったなー。

フットサル

いろんな人たちに支えられながら、当時のメンバーも転勤引越し、結婚だとかで遠くに行っ

ちゃったり、予定が合わなかったりで来れない人も増えたけど。

 

規模は縮小したけど、少しづつ新しい人も増えて今も活動してるんだ。

 

それでも、いまだに最初の頃のあの日々は思い出すね。

 

その時フットサルに初めて来てくれた人が、いまだにfreedomで髪を切りに来てくれたりもするし。

 

結果的に完全野球バカのうちのサポーターである学くんの一言がなければ、このチームは無いかもしれない。

 

皆に感謝。

 

本当にそれだけだね。

 

今まで参加してくれた人たち全てにありがとう!!

 

そして、気が向いたらいつでもウェルカム!!

 

life is freedom...