ようやくこの話。
これはどうしても7月11日までしてしまわねば。
アンドレは衆人環視の中、ぐぐっと手を下ろして、腰に回されたオスカルさまの手も無視して突っ立っています。
えらいねーー。従僕の鏡ですよ。
つうか、ここからラブシーンに持ち込むのは不可能ですけどね。皆の者に見せつけるつもりならともかく。
さて、その夜と思われます。
アンドレ、ロウソクを丸テーブルに立てて、椅子に座って見てます。
燭台と椅子、結構、立派です。お古が使用人には頂けるのでしょうか。
アンドレの部屋、毒殺準備の時も丸テーブルだったよね。同じ部屋だよね。丸テーブル結構大きい、立派な姿鏡もあったよねー。結構広い部屋と思われます。
そんなことはどうでもいい。
でもって、アンドレ、
眼を逸らすと謎の光景が。これは何が映っているのか謎ですね。ロウソクの炎の残像なのかなあ。
アンドレの視力については、いずれ一度考察します。
「だめだ、見えるのは火だけか」と
顔を両手で覆ってしまうのですが・・・・(私は両手で顔を覆っているアンドレ、ビジュアル的にセクシーで好きです)
次のページですよ!!!
「望むことはわがままなのか?」
はぁぁぁぁぁ?????
最初に読んだ雑誌の時から、このページと前のページはつながってない。落丁か?っと思って他の雑誌も見たけど、みんなコレ。
マーガレットコミックスになってからも、もしかしたら補っているのでは?と思ったけど、そのままだった。
一部の人にはお話したけど、みんな何故ここで疑問にならないの???
だって、前のページで「だめだ、見えるのは火だけか」と落胆したアンドレが、なぜ、
「望むことはわがままなのか?」のドキドキお望みアンドレになっちゃうわけ?
あきらかにアンドレにはこの狭間に「何かがあった。」
だって、アンドレはここでいきなり男のリビドー復活!!!!です!!!!
不思議ですよねーー。やっぱり少女漫画だからこの隙間は描かれなかったのかしら。いつか挑戦してみたい隙間です。
でもって、
「愛し合っているのなら、身体を重ねてみたい」とか
「いちどでいい契りたい」とか
「気が遠くなるほど自分を押さえてきた」とか
えっとーーー、毒殺未遂以来、この10か月は大人しかったんじゃなかったのぉーー、ここで見事に、もう痛いほどのご復活ですね。
「つき上げる熱いものをおし殺してきた。」
全編を通してもっとも男らしいとかでなく、男そのもののセリフですね。
「いちどでいい、おまえのすべてがほしい」
しーーーーん、
ものすごい次回予告です。何もわかってなかった小4の子どもも、なんかすごいことがこの次あたりに起きることだけはわかった。わかりましたとも。
はああぁぁぁ。やっぱり失われた1ページだな。(いや1ページで終わらなくていいけど)ここでアンドレはなにか復活の呪文を唱えましたね。見えるのは火だけでもなんとかなることに気づいたのか?(どういう?ばななの気持ちわかんない。)
まあ、お嬢さまがあの手この手で誘惑なさってましたからね。消失していたリビドーさまが、ご復帰されていてもおかしくないですよ。
この辺、いつか書きたいものだな。
もし、すでに書いているとか、書かれたものをご存じでしたらぜひ教えてください。