5月末には  加賀友禅の訪問着を着ることにしている。

訪問着を着るのは3回目だが  

合わせて買った 『六通袋帯』 を  自分で締めたことが無い。

 

1回目は  従弟の娘の結婚式だったので

訪問着を着たが帯だけは  婚礼向きに留袖用を自分で締めた。

 

2回目は  次男の結納のときだったので

この帯を締めたが  会場がデパートの真ん前だったので

呉服部の店員さんに着せていただいた。

 

 

そういう経緯で  初めて自分で締めることになった。

組み合わせについては

帯締も帯揚も合わせて買ったので  迷うことは無い。

 

 

 

ふと気になったのが  胴に巻く向きだ。

向きによっては  全く雰囲気が異なる帯があるのだ。

  (左右対称の帯ならば心配ないが・・・)  

帯は ↓ のようになっていて  2つ折りにして身体に巻いていく。

 

 

いつも通りに  右巻きにすれば  この模様。

ちょっぴり  寂しい感じがする。

 

 

 

不慣れだが  左巻きに挑戦すれば  こんな具合。

やはり  晴れの席では  こちら側を表に出したい。

 

もしやと思い  早めに確認してみて良かったぁ!!!

間近に迫っていたら  パニックになるところだ。

 

訪問着は  

薄い灰色の地色に  辛夷の花を描いてある。

やや  おとなしい雰囲気だが  年齢相応かと思う。

 

右の袖 だけの画像です。