こんばんはにっこり


火葬の日となりました。
この日は朝から快晴。やっぱりかまちょんは晴れの子かな。
深夜まで寝れなかったから2人して朝少し寝坊。
バタバタ準備して、かまちょんの為にお菓子を詰める。お花を準備してる時にお母さん達が到着。お姉ちゃんもかまちょんの顔を見に来てくれた。みんなでかまちょんの棺にお花を入れた。お花はガーベラとトルコキキョウを選んだ。ガーベラは希望って花言葉がある。かまちょんは私達の希望やから。トルコキキョウは優美さって花言葉。性別はわからんけど、かまちょんは綺麗な子(親バカ爆笑)やからお花がすごく似合ってる。

斎場に向けて出発。
世間はGWが始まったところ。道もすごく混んでる。かまちょんとお別れするまでの時間が長くなるからこの時は混んでる方が嬉しかった。
駅でお義母さん達と合流。
車のラジオでbacknumberの水平線がかかった。前から良い曲だと思ってたけど、今聞いたら、無理に励ましとかじゃなくてただ悲しみに寄り添ってくれてるように感じて、ポロポロ泣いてしまった。

斎場に到着。
離れたくない。本当は連れて行きたくない。でも、ちゃんと見送ってあげなきゃいけない。それが私達の親としての責任だと思う。
お義母さん達はここで初めてかまちょんと対面。お花を入れてくれた。かまちょんはぷーさんに似てるって伝えたらすごく嬉しそうだった。かまちょんの名前をお義父さんに書いてもらってたからその半紙も棺に入れた。良かったね、かまちょん。

最後のお別れ
みんなに見送ってもらいながら棺の蓋を閉めた。可愛い私達の子。かまってちゃんで生命力があってちょっと抜けてる、性格は私にそっくりやね。
ぷーさんが声を出して泣いてる。火葬炉の場所まで私が連れていった。けど、棺から手を離すことができない。これで最後だと思うとかまちょんに笑顔でさよならなんて言えなかった。でも、また私達がそっちに行けたらたくさん抱っこするからねって伝えた。
炉の扉が閉められた。ぷーさんが手を繋いでくれなかったらちゃんと立ててなかった。

胎児用の火葬炉は別館にあって、その別館が見えるベンチでぷーさんと一緒にかまちょんを見送った。

お骨拾い
1時間程してアナウンスで呼ばれた。
かまちょんの骨はほぼ全身残ってた。頭蓋骨も足も腕も肋骨の細い骨まで。体が小さかったから残るかわからないと言われてたけど、私似で骨太やったんやね。小さい骨壷にみんなでお骨を入れた。箸ではもてないから小さいハケとスコップみたいなので慎重に入れた。
ぷーさんはお骨見て泣いてたけど、私はむしろかまちょんの骨がちゃんと残ってて感動したから泣くことはなかった。あと、お骨入れるのに集中してたからかな。

すべてのことが終わったので少しだけ観光。斎場の近くに将軍塚があったから、みんなで行った。展望台から京都を一望できてかまちょんにも見せてあげた。みんなで日帰り旅行の気分。

お義母さん達を駅まで送って私達も帰宅した。

かまちょんのお骨と手形足形のカード、へその緒を飾った。しばらくは一緒にいたいからこのままかな。かまちょんの匂いがついたアフガンはしばらくは洗えない。
かまちょんは向こうでひいおじいちゃんとひいおばあちゃんにきっと可愛がってもらえてるよね。

ずっとずっと愛してるよにっこり