JB64オイルキャッチタンク ¥33000
JB74オイルキャッチタンク ¥28000
販売開始しました。
特にJB64、オイルキャッチタンクは必要。効果絶大です。
オイルキャッチタンクってなに? どんな役目するの? ってとこから説明していきます。
なぜ必要なのか、理解してつけていただきたいのでしっかり最後まで読んでください。
エンジンが稼働している間に発生する、圧縮時にピストンリングの隙間を通ってクランク室に漏れ出したガソリンが蒸発した気体と、熱によりエンジンオイルが蒸発した気体。一般的にこれらを含めてブローバイガスと呼んでいます。
エンジン(クランク室)の内圧を上げないために発生したブローバイガスは、エンジン(クランク室)から抜く構造になっていますが、ブローバイガスは有毒であるため大気開放ができず、エアクリーナーに入れ、そこから吸入ガスと一緒に燃焼させようとする構造になっています。
インタークーラーや、インテークパイプを外した事のある方はわかると思いますが、パイプの内部にオイルが溜まっていたり湿っていたりするのは、ブローバイガスが液化したのもです。
一見オイルのように見えますが、匂いをかぐとガソリンの臭いがします。エンジンオイルだけでなくガソリンも混じっています。
ガソリンにゴムを浸けておくと溶けたりブヨブヨになったりします。ゴムというのはエンジンの構造部品ではオイルシールと思ってください。
クランク室に漏れ出したガソリンの蒸発ガスが、エンジンオイルとも混ざり合いエンジン内部を循環し、少しずつではありますが、オイルシールを劣化させていきます。そのうちオイル漏れオイル下がりというトラブルにつながっていきます。
また、ブローバイガスのような気体をエアクリーナーから吸わせるわけですから、せっかくのきれいな空気も汚れてしまい、より良い燃焼が得られなくなり、パワーロスになってしまいます。
オイルキャッチタンクは、エンジンからエアクリーナーの間に装着し、エンジンから出てきたブローバイガスを可能な限り浄化し、きれいな気体をエアクリーナー側に送る働きがあります。
ブローバイガス低減によりエンジン劣化、パワーロスを可能な限り抑えます。
また、エンジンオイルの汚れ、エアフィルターの汚れも少なくなります。
長く、コンディションの良いエンジンで乗り続けたいのなら、オイルキャッチタンクはつけましょう。
特にJB64のブローバイガスの発生量はかなり多いです。
オイルキャッチタンク未装着のJB64のエアクリーナーは、ブローバイガスのリターン部がベトベトに汚れています。エアフィルターに染み込んでしまっています。
こちらはオイルキャッチタンク装着後1000キロのJB64
なんと綺麗な! ビューティホー!!
開発、テストはスケルトンのホースで行いました。
走行1000キロ時です。(写真はNAGバルブをつけています)
エンジンから出てくる側のホースは茶色く汚れていますが、オイルキャッチタンクを通りエアクリーナー側に行くホースはきれいなままです。
この汚れ方の違いヤバイです! どんだけブローバイガス多いねん!って思います。
開発当初JB64のほうは、かっこいいからという理由で、ホースをスケルトンにしようかと思ったんですが、1000キロでここまで汚れると見た目も悪いので、製品のホースは黒にしました。
エアクリーナーBOXを少しずらして装着します。
純正ホースでも、パワーチャンバーや、アルミインテークパイプでも対応できるようにステー、マウント、長めのシリコンホースも付属しています。
JB74はエンジンから出てくる部分の曲がりがきついので、折れ曲がり防止のためリング入りのホースを使用しています。
JB74はJB64ほどブローバイガスの発生量は多くはありませんが、長い目で見ると絶対に効果のあるパーツなので装着をお勧めします。
オイルキャッチタンクに溜まった液体は、量確認のホースを抜いて下に向ければ簡単に抜けます。
エンジンオイル交換時に抜いて、廃油と一緒に捨ててください。
タンクがすぐに満タンになるほど溜まりません。抜くの忘れてても1万キロやそこらぐらいで満タンになったりはしませんので大丈夫です。
当面の間、注文、予約は電話のみで受け付けさせていただきます。
パワーチャンバーや、ミニコンフルセットのように注文多数で在庫が確保できない可能性があるため、楽天での販売はできません。
お手数ですが、電話でお願いいます。
補足説明
NAGバルブを装着する際は、エンジンとオイルキャッチタンクの間のホースに装着します。
JB64専用NAGバルブはホースに装着できない構造のため、NAGバルブ装着するにはNAGバルブ汎用品(30000円)をお買い求めください。
JB74のNAGバルブセットのNAGバルブは汎用品を使用していますので、オイルキャッチタンクと同時装着できます。
オイルキャッチタンクを装着すると、エンジン内部で発生する結露も除去してくれるので、オイルと水分が混ざり合ったエマルションの発生も少なくなり、NAGバルブが汚れにくくなるので、NAGバルブの効きもよくなります。
オイルキャッチタンクをつけて、良いコンディションのエンジンのまま、長くジムニーライフを楽しんでください。
では、