新型ジムニーのFRPボンネット完成しました。
エンジンルーム内の熱い空気を効率よく排出できる構造です。
前から見ると純正にしか見えません。
言われないとわからないってやつです。
後ろから見たらわかるかな。
裏面の凹凸を少なくし、エアが流れやすいようにしました。
エアベンチレーション部から入った雨水が、エンジンルームに流れ込まないように返しを作り、水はボンネットの左右に流れ、左右の下面に開けられた穴から外部に排出されます。
高熱はエンジンの大敵です。
特にJB64のR06エンジンは吸気温度の変化にとても敏感なエンジンです。
吸気温度が高くなるとすぐパワーダウンします。
ただでさえストレスが溜まるぐらい遅いJB64なので、吸気温度はできるだけ上げないようにしてあげましょう。
いま他にも吸気温度を下げるパーツを開発していますのでご期待ください。
だいぶ凝ったつくりで、表面、裏面2重構造です。
重量は7.5kg
純正より約5kgぐらい軽いです。
強度を保ちながら軽くするというのはなかなか難しかったです。
新型のジムニーのボンネットはダクトが無くひとつの面が大きい。特に中心部の面が大きいので、強度が低いと走っているときにバタバタと波打ちます。
強度を上げるために裏面に骨組みを貼り付けると、接着剤が表面のFRPを引っ張って歪が出ます。
強度が必要な箇所はFRPを厚めに、不必要なところは薄めに貼って骨組みを使わずに可能な限り強く軽くしてみました。
きれいな面のFRPボンネットに仕上がりました。
品名 エアベンチレーションボンネット
定価 FRP 80000円
カーボン 130000円(裏面はFRP)
塗装費用 ソリッド・メタリック 23000円
パール 26000円
カーボンのクリア塗装 15000円
JB64、JB74共通
重くなった新型ジムニーを少しでも軽くしましょう。
では、