どうも、今回も気分よくブログを書いています。

福井県のDHさんのJB23に、スピードマイスターサスフルキットを組ませていただきました。

組んだ後のHDさんの感想は、
違う車になった!!すごくしっかりしていて、しかも乗り心地がいい。
との評価をいただきました。

あざーっす。

このような評価をいただくと気分がいいですね。
ほんとうにありがたい。



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リアサスのこの眺め、かっこいい。

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5リンクといえばファーストです。

いまや類似品が増えましたが、ジムニーで5リンクを作ったのは私がいちばん最初ですし、そこからもマイナーチェンジを繰り返し、進化させてきました。

ファーストの5リンクは、車高に合わせたリンクの角度設定をしています。
なぜリンクの角度設定をしているのかというと、
アクセルを開けたときって、リアの車高が下がりながら前に進んでいくでしょ。
これはリアに加重が移ってタイヤが、ギュって地面を押し付けてグリップ力が高くなります。 

でも5リンクで、リンクの角度が悪いと、リンクがボディを持ち上げちゃって、リア加重が少なくなってしまい、リアのタイヤが滑りやすくなってトラクションが少なくなってしまいます。
5リンクをつけて、脚はよく伸び縮みするようになったのに、前に進む力が弱くなったとかっていうのは、コイルや、ショックアブソーバーの関係のほかに、このリンクの角度も原因のひとつです。

車高、リンクの角度、加重のかかり方を考えて細かく設定されているのが、ファーストの5リンクキットです。


また、5リンクには5リンクに見合うコイルとショックアブソーバーが必要です。
コイルのレートは高い目、ショックアブソーバーは高圧。
ここだけを見れば、硬い、乗り心地が悪いって思うかもしれませんが、高いバネレート、高圧ガスショックでもしなやかで、乗り心地のいいサスは作れます。
すべては設定と組み合わせ。

今回のこのスピードマイスターフルキットがそのいい例です。

しっかりしているのにしなやかで乗り心地がいい。


硬いコイルとショック、イコール乗り心地が悪いという固定観念は捨てましょう。

あとスタビライザー。
スタビライザーをつけると脚の伸び縮みが悪くなるという固定観念も捨てましょう。

確かに硬すぎるスタビライザーはサスの伸び縮みを抑えてしまいますが、適度な硬さのスタビライザーは、サスの伸び縮みには影響なく、ロールを抑えてくれるという、とても心強い補助をしてくれます。

ファーストのリアスタビライザーキットもこのような設定にしています。
 

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フロントアームはホイールベースが調整できる全長調整式リーディングアーム
 

アームのピボットガードとリアショックガードは、ファーストの新製品です。
後日詳しく紹介させていただきます。




バンプストップは、フロントに大容量バンプを使い、
リアには、8の字バンプを使いました。
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衝撃吸収性で、この8の字バンプの右に出るバンプはありません。
土台はアルミのブロックでしっかりしているので、土台ごと曲がったなどのトラブルもありません。


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スピードマイスターコイルは、フロント約55mm、リア約45mmのアップの設定です。
ノーマルは前下がりすぎるので、少し前下がりの車高設定にしています。
ジオランダーの195R16と合わせるとこんな感じです。

かっこいい。


今回、思い切ってエンジンもチューニングされました。
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ファーストではもう常識。ハイスペックコンピュータークレバー
インテーク関連も追加。
94PS仕様!! 

ひとことで、速い!!


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マフラーは、気分よくその気にさせてくれる、ノーティーマフラー


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ノーティーバッフルを入れれば爆音に!!と言いたいところですが、8型以降はフロントパイプに触媒がついていてそこまで爆音にはなりません。




DHさんありがとうございました。
次週のJBTAがんばってくださいね。
少し距離はありますが、みんなでイベント参加しましょう。







では、