スピードマイスター45サスペンションフルキットmoreコンペティション
を、MRさんのJB23に組ませていただきました。
このキット、現在JSTC(スピードトライアル)では上位の選手の多くが装着する常勝サスペンションです。
キット内のパーツ全てがメインとなるパーツで、どれもこの最強と言われるサスペンションには無くてはならないパーツです。
中でも、いつかは装着したいと言われるのが5リンクキット。
ファーストの5リンクキットは、車高に合わせ、数種類のブラケットの組み合わせを用意。
理想のリンクの角度になるようにし、サスが伸びても縮んでもしっかりと地面をとらえ、トラクションがかかるように考えています。
このへんが、他店の5リンクとは違うところです。
ただ5リンクにすればいいってもんじゃない。
ただ脚を動かせばいいってもんじゃない。
脚を動かせば安定するトラクションがかかるってもんじゃない。
って事をわかってください。
アームの角度などによって、見た目は同じように見える5リンクでも、トラクションのかかり具合や、接地性など大きく変わってきます。
次にフロントのリーディングアーム
おかげさまでよく売れています。
ファーストのリーディングアームは曲がり保証付です。
二年もしくは3万キロ以内に、曲がりや折れが発生した場合は無償で交換させていただきます。直接打撃や事故を除いてですが。
過去数回のマイナーチェンジを繰り返し、現在の作り方になりました。
現在の作り方になってもう7年ぐらい経ちますが、過去に曲がって交換したのは二件だけ。
どちらも、交通事故ではないですが、ホーシングが後ろ向いて曲がるような交通事故級にぶつかった時に曲がったものです。
あと本体の構造にも大きなミソとなるポイントがあり、これを公表すると真似されると思うので控えておきます。
ただ、うちのようにしっかりと走ってテストしていなければ発見できないポイントで、走って体感する性能以前の問題ではなく作り方の問題です。
リアスタビライザーキットは、5リンクのサスの動きが良すぎることからくる、ロールを抑えたり、傾いた時のボディのたれを抑えるもので、硬さを考えて作っているので、付けたからといってサスの動きが悪くなるわけではありません。
ファーストのリアスタビのブラケットは、しっかりと溶接で固定します。
ポン付けは、理想のリンク角度にするのが難しいのと、力が逃げて威力が半減してしまうので、めんどくさいですがファーストは溶接でブラケットを固定しています。
5リンクに対応するショックアブソーバーは、容量が多く、高圧ガス式になります。
高圧は跳ねるとか乗り心地が悪いって思っておられる方がおられると思いますが、はっきり言ってそうじゃないです。
全てはコイルやリンク類とのマッチングによって変わってきます。
このマッチングをとることができれば3リンクでも5リンクでも、ショックアブソーバーは高圧ガス式がいいです。
メーカーさんが出しておられるノーマル形状の低圧ガス式がダメってわけではないですが、いざって時には高圧ガス式じゃないとしっかり踏ん張ってくれません。
5リンクに低圧ガス式は弱すぎて全く合いませんのでやめてください。
例えば、力の弱い人間が、必死になって30キロの荷物を持つとしたら、長時間持っているのは苦しいですし、さらに上から10キロの荷物を追加されたり、地震が起きて地面が揺れたりしたら崩れ落ちてしまいます。
でも、力の強い人間が、余裕で30キロの荷物を持っていたら、少々荷物を追加されても足元が揺れても踏ん張って持ち続けることができます。
これがショックアブソーバーの容量とガス圧の問題なんです。
5リンクは絶対に高圧ガス式ですが、3リンクでもワンランク上の性能を求められる方には、高圧ガス式を私はおすすめします。
ファーストは3リンクでもばっちり合う高圧ガス式ショックアブソーバーとコイルスプリングの組み合わせを持っています。
最後にスピードマイスター45コイル。
これこそ、スピードトライアル界でヒットしているコイルです。
大会上位の方に限らず、多くの方が45コイルを入れてくださっています。
ありがたい話で、評判もかなりいいです。
跳ねない、踏ん張る、動きが素直。ってのが特徴です。
書けばもっともっと書けますが、眠たいので今日はこのへんで。
サスでお悩みの方、ファーストは相談大歓迎ですよ。
MRさんありがとうございました。
最強の45サスフルキットはいかがですか?
また感想聞かせてくださいね。
では、