昭和一桁生まれのおじ様方と話す事が多くなり、オススメの書籍や学生時代の話を聞く機会に恵まれております。

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そんななか出会った本がこちら

明治生まれの中村天風の講演会を
まとめて編纂されている本です。

いまの時代の健康や生き方にも
とても参考になる事が多く、面白い上にわかりやすく書かれた本でした。


そしておじ様達の学生時代の話では


中学三年生ごろになると
一人一人に銃を渡され行進したよ、なんだか急に大人になった気分だったなぁ。
学徒動員の時には挨拶しないだけでも
鎌倉駅で先輩にボコボコにされたなぁ
などなど

それがいいとか悪いとか考える暇もなく、ただ時代の流れに従っていたただけのこと

厳しい時代だからこそ自分の体は自分で守るという武士道のような心が学生時代に形成されたとも。





天風さんの本にあるのですが「日本の武士道はまず敵を愛するところにある」

現代は何か問題がおこれば誰かのせいや社会のせいにしてしまう。敵を愛するほどの懐の深さや強さがあった日本人の心。
戦後の復興もその心があったからこそ


明治生まれの天風さんのような潔い生き様、昭和一桁代の激動の時代を生き抜いて来られた方々のお話は今だからこそ必要な心あり方を教えていただけたように感じました。