今年の2週間程の夏休みも終わり
火曜日から中学生は新学期で6時間授業、
小学生は夏期講習の2時間授業が始まりました。
中学生は昨日、体育の時間に
熱中症で早退する子もいたらしく
今日は熱中症による体調不良などで
7人の欠席だったらしいです。

中学校、安全管理大丈夫なのかな…。

朝練、夕練もあるし、
なにかおかしいでしょ…。

さて、
時間はさかのぼり夏休み中のお盆について。
今年は帰省しない人がほとんどでしたが
我が家は帰省しました…。

帰りたい人がたくさん我慢している中
申し訳なかったのですが…。
主人の家はお盆やお彼岸の行事を
かなりきっちりします。
お義父さんはだいぶ前に亡くなっていて
今は80過ぎたお義母さん一人暮らし。
お盆はまずはお墓参り。
お義母さんが草抜きをしてくれてはいますが
また生えているのでお墓掃除から始めます。
そしてお義母さんの実家のお墓参りと
去年亡くなったお義母さんの弟さんの
お墓参りもするので終わると夕方です。
家では仏壇の御本尊様とお位牌を
ござを敷いた床の間に移動させ
お祖父さんお祖母さん、お義父さんの写真を出し
それぞれを蓮の葉の上に乗せます。
床の間の掛け軸も仏様が描かれたものに変え
五供(お香・お花・ろうそく・お水・食べ物)
を供えます。
精進料理とお水は毎日変えます。
玄関には盆提灯を吊るし
初日は迎え日をします。
迎え火は玄関で素焼きのお皿で木片を燃やし
その間、お線香を供えます。
迎え火が終わると床の間にもどり
読経をします。
読経はお盆の間毎日します。
15日が来ると日が暮れる前に
送り火をします。
送り火が終われば片付けをして終わりです。
お供物は精霊船に入れますが
もう流すことはありません。
こんなふうに結構忙しくて
お墓参りひとつにしても
お花を用意したりと
お義母さん1人では難しいと思います…。
お盆を終えて帰路での車の中、
主人とこれからのことを話しました。
将来、実家がなくなったら
お墓参りだけの為に
(ホテルに泊まらないといけないし)
来るのは難しいかな、とか
自分達が年老いて動けなくなって
帰れなくなったら困るね、とか
子供達の時代に、拠点もないのに
こんなふうにしょっちゅうお墓を守れるかな?
など…。

実際、お墓参りに行くと
草だらけのお墓がいくつもあって
それを見るとお墓を持っても
管理しきれない現実があって
今後、お墓のある場所と住む場所が違うのは確実で…
お寺の永代供養という選択も
考えなければいけません。。。
息子がまだ3才くらいだった頃
こんなエピソードがありました。
送り火をした時に
「ほら、あの煙が道になって
お祖父さんお祖母さん、ご先祖様が
天まで帰って行くんだよ。」
と、息子に説明すると
一生懸命
「じいじ、バイバイー!」
「大じいじ、大ばあば、バイバイー!」
と、手を振っていました。
そして片付けをしている時、
はっと気がつくと泣いている息子。
どうしたのか聞くと
「みんなが帰って寂しい…。」とのこと。
それを聞いて私もつい涙ぐみ、
それを見た主人も涙ぐみ、
(当時は)家族3人で泣きながら片付けしていたのを
お義母さんがびっくりして見ていた。
と、いうこともありました。
やはり、行事を毎年することで
御先祖様を身近に感じることができると思い
私の実家はお墓参りだけだったので
大変だけど、大切なんだな…。
と、思いました。
これからどうなるんでしょう…。
考えなければならないですが
よく分からないです。
今はただ、毎日健康でいられるように
過ごしていくばかりです。。。