東京電力福島第一・第二原子力発電所。福島県の浜通りに位置しています。東北電力ではないことに注目してください。福島県の浜通りには東京電力の発電所が、このほかに「広野火力発電所」があります。この地域で発電された電気は全て関東へ運ばれ、首都圏の方々が利用します。地元では一切この発電所で作られた電気は利用されていません。首都圏の電気の3分の1は福島県で作られている現実を、もっと報道してください。計画停電が首都圏で実施されていて文句を言っていたり、被災地に電気を送るためだから我慢しますと言っているインタビューを良く見受けますが、何見当違いの事を言っているのですか?東京電力が計画停電を行っているのは、首都圏の消費電力より供給電力が下回りそうだから、突然停電を避けるために予め時間と区域を決めて停電を行っているのです。首都圏で節電してこちらに電気が送られるなら、何故東北電力まで計画停電を行わなければならないのでしょう?自分のところの電気が足りなくなっているから、自分らが我慢しているだけなんです。この重要な2点を何故マスコミは報道しないのですか?首都圏の人のために建設された発電所のために、地元がこれだけ苦しんでいる現実を、何故広めようとしないのですか?しかし、冷静になって考えてみると地元にも雇用や補助金で還元されてきた面はあり、その点は感謝します。でも、マスコミは「福島は危険」「放射線は身体に悪影響」しか報道されていない節があります。後付で「このレベルでは身体に害はありません」と言うだけ。パニックを抑えるなら言う順序が逆では?「放射線の数値が通常より若干高い値を示していますが、体に影響のある数値ではありません。各地の数値は~」と言うのが報道の仕事ではないのでしょうか?はじめに断っておきます。首都圏の方々を敵視しているわけでも悪いと糾弾するつもりも毛頭ありません。でも、あまりにも酷すぎる。首都圏で「放射線が怖いからカッパを買いました」「マスクを買いました」「とろろ昆布を買いだめしました」と言っている方がTVに映っていました。放射線が怖い?何キロ離れてるの?じゃぁ私達福島県民はどうしたらいいの?あなたがたが今まで40年利用してきた電気を作っていた発電所を作ったためにこういったことが起こったって事はご存知なんですか?いつでも逃げられるようにガソリンを買いだめ?私達福島県民は逃げたくても逃げられないんです。