またまた何か思い出話つぶやいてるな、と温かい目で見て下さい
忘れもしない二月四日、去年の明日。
一時退院する夫を緩和ケアに迎えに行った日。
症状が落ち着いたとは言え、余命が少ないことには変わりなく、最後の自宅での時間。
朝から雪が降っていて、とりあえず私は朝ご飯も食べずに病院の最寄り駅に向かいました。
お迎え時間よりちょっと早かったので、駅の中にあるカフェでトーストとスープのセットを食べました。
そのスープの温かさが心と体に染みたこと。(クノールのカップスープでしたが、めちゃくちゃ美味しく感じましたブロッコリーチーズ味で、それ以来私の朝食の定番になりました。)
その後、雪のため中々来ないタクシーを待ち、やっと病院に到着。
夫の病室で、自宅療養不安だね、と言い合いながら退院の手続きをしました。
大量の薬と、 排尿障害があったので尿のバッグをポシェットみたいにぶら下げて。
(ガン末期のため、頭があまり働かず薬の管理もままならない夫だったので、私が看護師さん代わりに薬の管理をしなくてはいけなかったけど自信がなさ過ぎて、、申し訳ないけどやりたくない!無理!って気持ちもありました。)
それぐらい今思えばたいしたことはなかったのにね。もっと快く受け入れてあげれば良かったな。
でも12月に倒れた時は歩く事も出来なかったのに、歩いて退院、普通のタクシーで帰宅出来ました。
子供達も思ったよりクールに、普通に迎えてくれて助かりました。
子供達が不安にならないか、夫はそれを一番気にしていたので。
その日は訪問医師や看護師さん、ケアマネ、介護用品の担当者、入れ替わり立ち替わりやって来て夕方までバタバタw=(゚o゚)=w
でも今思うと、最後の一番平和な日だったな
それからは壮絶?までは行かないけど中々大変な日々が始まりましたから。
恵方巻きを食べながら、そんなことを色々思い出す節分でした。
読んで頂きありがとうございます