今年の二月から、緩和ケアに戻るまで二ヶ月間、自宅介護を受けていた夫。
昨年12月に倒れた時は歩くこともままならなくて、でも緩和ケアで療養したらスタスタ歩くまでに回復。
なので、 最後は自宅で少しでも過ごせたら、と二ヶ月間の自宅介護が始まりました。
私が夫に謝りたいことは正直、下の世話が出来なかったこと。幸い自分でトイレには行ける状態でしたが時々間に合わないこともあり(大腸ガンなので本当にトイレ関係は大変でした)
でも間に合わなくても、下着みたいに自分で替えることは出来ていました。(自分でオムツを替えている夫を見ると切なくて申し訳ない気持ちと、出来なくてごめんね、という気持ちでした)
週に二回来て下さる訪問看護師さんにも大いにお世話になりました。 緊急事態には夜間でも来て下さいます。もちろん料金は発生しますが、看護師さんが来て下さる安心感は本当に有り難かったです。
自力でトイレに行けなくなったら緩和ケアに戻る、それが私の中で一つの目安でした。
もちろん愛する夫ですから、下の世話は当たり前に出来る方もいると思います。
今思うと、最後まで自宅でお世話して看取ってあげれば良かったかな、でもやっぱり私には出来なかった。
夫は最期を自宅で迎えたかったのかな。
全て覚悟して受け入れることが出来なくてごめんね、という気持ちがずっと心の中にあります。