夫が闘病中泣いた時 | 夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

息子21才→発達障害。
娘18才→不安神経症。子供達との日常。
そして大腸ガンで亡くなった夫の話、大好きなミステリードラマや映画の話など気まぐれに綴っています♪

夫が五年前にガンになり、亡くなるまで、泣いた姿は数回見ました。


一番辛かったのは、「俺なんか皆に迷惑ばっかりかけて。もう死にたい。」と言って泣いた時。

再々発して、抗がん剤で体が弱って、会社に行くのもしんどい頃。


体調が悪く、布団に座って背中を丸めて泣いてる夫に、「大丈夫だから。迷惑なんかじゃないよ。家族なんだから」と言って背中をさすってあげることしか出来なかった。

一緒に号泣することも出来たけど、私がしっかりしていないと、と思い、悲しかったけど号泣は出来なかった。


去年の七月に夫のお母さんが亡くなった後も涙もろくてしょっちゅう泣いていました。


夫の実家にお母さんの遺影や位牌があったので、よく帰っていたのですが、やはりかわいがってくれたお母さんの死は堪えたようでよく泣いていました。


男性が泣くって余程のことだよね。

もっと何か声をかけてあげられなかったか、寄り添ってあげられなかったか。


こんな気持ちってずっと続くんだろうな。


思い出す度に後悔の気持ちが湧いてくる。

その時はそれが精一杯だったんだけどね。