夫の闘病中、最後の二年間は壮絶でした。
抗がん剤をずっと続けていたけど、それでもガンはしつこく夫の体に居座ってどんどん転移していく。
大腸ガンから腹膜播種、肝臓、肺、最後は骨にまで転移していました。
二週に一回水曜日は、大学病院で抗がん剤治療。会社を早退して地元の大学病院に通院する夫に付き添い、私も家から大学病院に通いました。
病院の外のベンチで夫が来るのを待ち、バスかタクシーで到着する夫を見るのが段々と辛くなっていきました。
元気な時から20キロぐらい痩せてしまい、スーツも緩くなり、痛みと、体力がなくて歩くのも遅い。そんなに重くないバッグを掛けた肩も下がっていて、痩せた体にはしんどかったんだろうな。
あんなに元気だった夫の、こんな姿を見るのは本当に辛かった。
本人も悔しかったことだろうと思います。
あんな思いを誰にもしてほしくないです。
大腸ガンは防げます!
内視鏡検査でポリープの時点で切除すればガンになる前に取り除けるのです。
ポリープあれば一年に一回ぐらい、なければ二年から三年に一回受ければ大腸ガンになる確率は低いです。ポリープからガンになるには数年かかるからです。
私も夫が大腸ガンになってから定期的に受けてます。
皆様も四十過ぎたら出来れば受けてみてくださいね(^^)