昨日ニュースでこんな記事を見つけて、ちょっと驚きました。
消えるアスペルガー。
要するに…
アスペルガー症候群という診断名がなくなり、自閉症スペクトラムに統一される。
ASと診断される人のデータを診断し直し、四分の三の人が自閉症スペクトラムに該当しなくなり、適切な支援や教育が受けられなくなる。
…だそうです。
私もまだ詳しくは良く解ってないですが、うちの息子も自閉症スペクトラムという診断名に分類されることになるのでしょう。
まぁそもそも発達障害の定義なんかもハッキリした境界線がないため、高機能自閉症と呼ばれたり、広範性発達障害という呼ばれ方をしたり…
どの症状がこの診断名っていう決まりなどはありません。
だからアスペルガー症候群という診断名じゃなくなっても特に問題はないと思うのですが、(診断名に愛着?みたいなものはありますが笑)今回のこの決定によって、自閉症スペクトラムに入らなくなってしまったりして支援などが受けられなくなる人が出ないように…と思っています。
息子は診断名がどうであれ、
・コミュニケーションや対人関係を築くのが苦手
・こだわりが強い
・味覚・聴覚・嗅覚過敏症
などの特徴は変わらないわけで、学校での支援にもなんの変化もないと思われます。
ただ安易に診断名や定義などをコロコロ変えるのはちょっといい加減では?と思いますね。
息子の特徴は今までのASの定義にまさにピッタリ、ドンピシャ当てはまっていたので、アスペルガー症候群がなくなるというのは複雑です。