消費者金融のCMに銀行の文字
先日、あるテレビCMを見ている時、自分の目を疑った。
消費者金融大手、「プロミス」のCMでの一場面である。
このCMの最後に出ていたテロップに、次のように書いてあった。
『プロミスは三井住友銀行グループです』 と・・・
銀行が消費者金融と急接近していることは、当ブログの<銀行の消費者金融化 >にて一度触れた。
今度は消費者金融サイドが公共の電波を使って大々的にアピールしている。
これもイメージ戦略であろう。
かつては、銀行に融資を申し込む際、消費者金融からの借り入れがあった場合、融資実行は不可能に近かった。
つまり「サラ金から借りているような人間には、銀行の金は貸せない」と言っていたわけである。
それが今度はどうだ。 手を解したような態度である。
銀行サイドは、このような事態をどのように認識しているのか?
銀行はバブル経済崩壊以後、不良債権処理に国税を使った。
つまり国民に大変な迷惑をかけたのである。
そして今度は、不法地帯の消費者金融と手を組んで、先々で国民をくいものにし、また困惑させようとしている。
都銀には日本の金融システム担う、都市銀行としてのプライドはないのか!?
儲けの為なら手段は問わないのか!?
こんなことで日本の行く末は大丈夫であろうか・・・
今後の日本の行く末を垣間見たように感じた。
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