久々に日本のドラマを10時間かけて全話一気に観ました。

『ラストフレンズ』浅野妙子 脚本(2008年)


2008年の作品なのでちょうど10年前!
この作品がきっかけで「性同一性障害」と「DV」の存在を知った中学2年生でした。
ほんと無知すぎて、ルカがミチルにキスする場面で、「どうなっとるんじゃいいいい」って叫んだ覚えがあります。

主な登場人物は、
ミチル(ふわふわ系女子、DV男の彼女)
ルカ(性同一性障害のモトクロスレーサー)
タケル(子供の頃のトラウマで恋ができないヘアメークアーティスト)
ソウスケ(DV男、ミチルの彼)
エリ(本気で恋できない女、CA)

ソウスケ以外で、シェアハウスして、いろんな困難やトラウマを乗り越えて生き方を模索していくって話です!

なんとなく思ったのが、
人間は何かに依存・所属して、もたれかかって、愛されてる、理解されてるっていう実感がないと生きていけないっていうこと
それは家族でも、友だちでも、恋人でも、誰でもいいのだけど、その存在がないと、何のために頑張って生きてるの、、、ってなるんだろうな。
私もかなり寂しがり屋だけど、寂しくて好きじゃない人と一緒にいて孤独を紛らわすのは違うな、、、と思いました。

この作品の重要なエッセンスが、宇多田ヒカルの「prisoner love」。

♩退屈な毎日が急に輝き出した
あなたが現れたあの日から
孤独でも辛くでも平気だと思えた
I'm just a prisonar of love
Just a prisonar of love♩

なんて歌われちゃったらルカに感情移入してしまう。。。
愛の囚人っていう表現がとても合うドラマでした。

はづきち