月曜の朝は、足にオモリがついてます。
なにも月曜に限ったことではないのですが…。
会社に行くと偉い人たちが早くから出勤しています。
偉い人たちの出勤が早いのは、別に仕事熱心
だからではありません。
年寄り特有の早起き癖と、週末のゴルフの話の
相手が欲しいだけなのです。
その証拠に早めに会社に出た時、最近会社近くに
できた格安コーヒーショップに寄ると、会社の
お歴々がコーヒーすすっています。 月曜以外は必ず。。
私は件のコーヒーショップでテイクアウトをし、
自分の席でアイスコーヒーを飲んでいます。
片手に布巾を持った河南が近寄ってきます。
私の島の机を、課長席から順に拭いていきます。
「金曜日、あのあと、ユキちゃんとどっか行ったの?」
まわりには聞こえないような声で河南が聞いてきます。
「いや、俺は家で降りて、岩崎さんはそのままタクシーで
帰ったよ」
岩崎さん…。。 自分で言ってて違和感バリバリです。
「ほんと~?」 ( ̄ー☆
「いや、ほんと!!」
「今日、仕事終わったらひま?」
「ひまって言えば、ひまだけど…」
「じゃあ、金曜日行った店、6時、どう?」
「多分、だいじょぶだと思う」
さしたる予定も、急ぐ仕事もない私は、かるくのった。
「んじゃ、その予定で! (*^▽^*)
絶対白状さしてやる ( ̄▽+ ̄*)」
四角い机を丸く拭く。 とはこのこととばかりに、
さらさら~っと事務机を拭いて、去って行った。
会社居てもやることないし、客回りの準備をして
始業の朝礼を待った。
つづく…。