パイプの灰皿 | 瑠璃色no半濁点

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「瑠璃」は仏教で言う「七宝」の一つ。
英語では「ラピスラズリ」
砕いた色は「ウルトラマリンブルー」です。

パイプ用の灰皿ってのがあるんです。

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パイプは上手く吸えば、一回で30分位は楽しめます。

たいがいのパイプは自立できないのでパイプ用の置き場所がついてます。何かに寄りかからないと歩いて行けない中年の男に似ています。私の灰皿は2本置けます。


パイプをふかさないでほっとけば、火は勝手に消えます。かまわないでいると急に冷める女に似ています。


一度火が消えてもボウル(葉を詰める部分)に葉が残っている限り、もう一度点火すればまた吸えます。
しばらく会わなかったけど、久々に会ったら綺麗になってた元カノにまた再燃する感覚に似てます。 ウソです。


変な形した金具は「タンパー」と言って、浮いてくる葉を押さえる器具です。空気を含みすぎて燃えすぎる葉を押さえて、燃焼をゆっくりさせる役目があります。
女に熱くなっている私に「程々にしときなよ?」と忠告をくれる友達に、役割は似ています。ハ~

タンパーとかの喫煙具に凝る人もいますが、私のは確か300円くらいの安物です。


灰皿の真ん中にコルクが付いています。
吸い終わって、ボウルに残った燃えカスの葉は、ボウルをこのコルクに叩いて捨てます。捨てられた灰には、女にたかられまくって金が無くなったのを潮時に
「もう別れましょう。。でも楽しかったわ…」
と言われて茫然自失となる自分にシンパシーを感じます。 コレハ ホント…


私のタンパーにはボウルの内側こびりついた葉を掻き出すスプーン状の物も付いてます。楽しんだ後の事後の手入れは、次回の喫煙のために大切です。
タンパーや、スプーン状の物が一体になった物を「コンパニオン」と言います。
女にフラれて失意のどん底を味わう私に、優しくしてくれるクラブのコンパニオンとは意味が違います。



こうして携帯片手に、うんちくをたれながら、日々の、挫折や、罪や、屈辱を煙にして、毎日の出来事を自分自身で納得しているのを、世間では「中年」と呼びます(哀)


と、いう、、
パイプや女に興味ない人には、ど~~でもいい話です。。